こんにちは、藍蘭堂のまりです。
只今薬師寺では、私の師匠である桂盛仁氏とそのお父様の父子展が特別開催されています。
先日、奈良まで見に行ってきましたので今日はその感想と紹介を少しさせて頂こうと思います![ひらめき電球](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/089.gif)
![ひらめき電球](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/089.gif)
柳川派12代目の桂盛仁先生の彫金は日本の伝統彫金です。
一般的にジュエリー、アクセサリーでみる彫金は西洋の彫金です。
日本の彫金は石は使わず金属の色だけで表現するのが一つの特徴で、金属の配合や仕上げ方によって様々な色を生み出します。
桂盛仁氏の作品のリンクを貼っておきますので良かったら見てみてくださいませ![音譜](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/038.gif)
![音譜](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/038.gif)
一点一点全て手作業で作られています。
大半の作品は板から叩いて作る打ち出しから始まります。
硬いイメージのある金属ですがなましと言って熱を加えてあげると柔らかくなり叩くことで形を変えることができます。
よく鉄のイメージで熱いうちに加工しないと硬くなると思われるようなのですが、銅や貴金属は一度なませば冷めてから加工する事ができます。
打ち出しで作られた土台に象嵌や金消しを施し色の表現をしていきます。
象嵌や金消しについてはまた後日ご紹介出来ればと思います。
とここまで説明してみたものの、実物はどうやって出来てるのか驚かされる作品ばかりです![ビックリマーク](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/039.gif)
![ビックリマーク](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/039.gif)
日本が誇る名工の作品、是非お時間がある方は実物をご自分の目でお確かめくださいませ![キラキラ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/123.gif)
![キラキラ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/123.gif)
![キラキラ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/123.gif)
![キラキラ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/123.gif)
薬師寺では彫刻家中村晋也氏による釈迦四相像も特別公開中です。
http://www.nara-yakushiji.com/guide/hotoke/hotoke_seito.html
こちらは西棟の天井いっぱいに作られた作品で凄い迫力でした![ビックリマーク](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/039.gif)
![ビックリマーク](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/039.gif)
こちらもお勧めです![目](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/242.gif)
![目](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/242.gif)
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