こんばんは、Atsushiです。

今日はレザークラフトに使われるメイン素材、革について書いてみようと思います


革は、元々は牛や馬、豚等の皮です。
この皮を革に加工する事を「鞣す(なめす)」といいます。
鞣すは英語で「タン」と言い、それを行う人を「タンナー」と言います。

鞣すとは、防腐処理や硬化防止、耐熱性を持たせる等の加工をする事です。
鞣しは「タンニン鞣し」と「クロム鞣し」に分かれます。

◆タンニン鞣し
タンニンで鞣します。
タンニンは植物に含まれる自然由来の成分で、お茶等の渋みを感じる成分ですね。
古くから使われる手法で、殺菌力も高いので、実に理にかなった鞣しと言えます。
タンニン鞣しの革は伸びにくく、堅い革になります。

◆クロム鞣し
塩基性硫酸クロム塩という薬剤で鞣します。
伸縮性が高く、耐熱性もあります。
短時間で鞣せるので生産性も高く、柔らかいので衣服等にも使用されます。

鞣した革を表面加工を施して「革」になります
中間部分を結構割愛しましたが、主にこんな流れで革に生まれ変わります。


次回は染めについて書こうと思います☆


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