守護星と四体液説とは

 

 

ハーバルアストロロジーの説明をするためには西洋占星術が欠かせなくなってくるので、何回かに分けてハーバルアストロロジーに関連する西洋占星術を説明していきます。

 

ハーバルアストロロジーに関しては

以下の記事にまとめているので、

合わせてチェックしてみてください。

 

 

 

以前、エレメントに関する

 

 

ブログを書きましたが、

今回はもう少し踏み込んで、

守護星に関して説明したいと思います。

 

守護星とは各星座を守り、その星座らしさを

特徴付ける守り主のようなもの。

支配星やルーラーとも呼ばれます。

 

例えば、

太陽太陽は、しし座しし座の守護星

満月は、かに座かに座の守護星です。

 

太陽太陽が明るく皆の中心にあるように、

しし座しし座の特徴も百獣の王らしく

自分らしくカッコよく振る舞う。

太陽に守られている星座だからこそ

自信あふれた特徴を持つ。

太陽で守られたしし座は

火のエレメントを持つことから

情熱的で、積極的

自分で光り輝く力を持ち、

自分で自分の人生を切り開く

これが太陽の特徴でもあり、

しし座の特徴にもなる。

 

お月様は相手の光があるからこそ光るように、

かに座かに座も相手を支えて光り輝く。

情緒的な一面があるのも

形を変えて満月や新月など色んな姿を見せる

月ならではのこと。

満月では出産が多いなどと言われたり、

満月で月の引力が高まり、

潮の満ち引きにも影響があることは、

かに座は水のエレメントであり、

家庭を表す星座であることとも

実は関連が見られたり。

 

星座を守っている惑星は守護星。

そしてこの守護星が実は

サポートハーブとアロマの

選び方に関係していきます。

 

四体液説はご存知でしょうか?

簡単に説明すると、

古代ギリシャ・ローマにおいて、

人間の身体は4つの要素の

バランスによって保たれていて、

このバランスが崩れると

病気になると考えられていました。

 

この数字の4はエレメントでも

見られるもので、

   水 

4つの元素に当たります。

 

四体液説にも深い関わりがあり、

体感出来る要素として

HOT <熱>

DRY <乾>

COLD <冷>

MOIST<湿>

が存在し、

 

これらと類似して

古代では人を

のように温かく乾いている黄胆汁」

のように冷たく乾いている黒胆汁」

空気のように温かく湿った血液」

のように冷たく湿っている粘液」

の4つのタイプに分類しました。

 

そして、組み合わせによって

対応する天体も決まってきます。

 

例えば、「黄胆汁質」は

HOT&DRYの性質に分けられ、

太陽と火星に対応。

エネルギッシュな一面

ネガティブに働くと

怒りっぽさとして現れることも。

これは冒頭でご紹介した

しし座しし座に当てはまります。

ネガティブなエネルギーが出ている時

対向にあるCOLD&MOISTの

サポートハーブやアロマを

使用するとバランスが取れると

考えられています。

 

黄胆汁質の

対向にあたるのは「粘液質」。

COLD&MOISTの性質を持ち、

月と金星的な要素を持っていると

考えられています。

これが、かに座かに座の守護星の

月に該当します。

しっとりとして落ち着いている

一方で、ネガティブに働くと

落ち着きすぎて何もできなくなることも

考えられるので、

HOT&DRYのサポートハーブやアロマを

使用するとバランスが取れると

考えられています。

 

そのほかは図をご参照ください。

 

このように

サポートハーブとアロマに

深く関係してくる四体液説。

 

今回は月と太陽に

絞って説明しましたが、

私がオンラインで開講している

ハーバルアストロロジーを学ぶ講座では

45分のクラスを5回に分けて

四体液説や支配星含む

占星術とハーブ・アロマの関係を学んでいき

ご自身をサポートするハーブとアロマの

レシピを考えることを

目指して授業を進めていきます。

体験レッスンもございますので、

お気軽にお問合せください。

 

今後のブログでは

各天体に対応する

ハーブやアロマのご紹介も

していきたいと思います!