接客中に、お客様に「イヤミ」を
言われた経験はありますか?
その時、
どんなリアクションを
取りましたか?
私は何度もあります。
なんてったて、今年で
接客人生、32年ですから(笑)
つい先日も、久しぶりに
直接、言われました。
当店の両隣のお店に
行列ができていたのですが
当店だけ(その時は)
ノーゲストだったんです。
そのタイミングで
お持ち帰りのたこ焼きを
買いに来てくださった
お客様に(ご年配の男性)
「あっち(両隣のお店)、
ぎょうさん(沢山・大勢)
並んでんなあ~。
愛想足らんのとちゃう?(笑)」
と言われました。
もし、あなたが
この様に言われたら
どんなリアクション
(言葉や行動)を取りますか?
その時の私は
「そうなんですよ~。
買いに来ていただいて
助かりました。
有難うございます~
」
と、答えました。
すると、お客様は、
満足げな表情になられ
たこ焼きを、た~くさん
(3000円分くらい?)
買ってくださいました。
お連れ様は、
その場でも召し上がられ
「美味しい」と
何度も口にされており
そのお客様(ご年配の男性)の
「ゴチ(お支払い)」
だったので、
とても嬉しそうでした。
たこ焼きをお包みしている間
「同窓会が近くであり、
退店後の移動中、
皆に(たこ焼きを)あげようと思って
買ってくださった。」
というストーリーが分かりました。
お客様にも喜んでいただけて
売上もできて
私も楽しかった。
とても良い展開ですね![]()
ですが…。
自分が、もっと若かった頃は、
お客様の「イヤミ」
(そもそもお客様は、
冗談のつもりの可能性大)
に、いちいち腹を立て(苦笑)
無視(聞こえていないフリ)したり、
気分を害した。という
リアクションを
わざと返したり、
相手を見定めて「イヤミ」を言い返したり
してました…
若かったですな…(苦笑)
人(自分)の脳は
他人と自分の違いを把握することが
できないと言われています。
それを知らずに
当時の自分は「お客様に」
無視したり・怒ったり
「イヤミ(マイナスワード)」を言い返したり
としていたので
その行為は、
全部自分に向けていたのと同じ…
だから、いつまでも
ムカムカしていたんだと
今になって「カラクリ」が分かりました。
ちょっとやそっとじゃビクともしない
ど~んと大きな心で過ごしたいですね。
ちなみにですが、
自営で女将をしていた頃から
何度も経験を積んで
培ったテクニックは
な~んか
「気が合わないお客様」は
すぐに拒否せず
一旦、受け入れ
あえて、仲良くなってから
※購買頻度が高い常連さま
(冗談を言い合える仲など)
「出逢った頃は、ムカついてた(笑)」
など、笑ながらカミングアウトすると
「え~💦そうだったの?ごめんね
」
という展開になるか
一旦、仲良くなったら
「イヤミっぽいトークをする人キャラ」
だった、お客様が
自分だけには?
「めっちゃいい人キャラ」
に変身する。
このパターンが非常に
多いことに気付きました。
お客様に「イヤミ」
もしくは、ちょっと嫌なこと
言われても
「え?そうですか?」
「すみません。」
「そうなんです~。」
「私も困ってて…
どうしたらいいと思います?」
などなど、あなたの
キャラクター×
お客様との関係性と「イヤミ」の内容
で、リアクションを
いろいろ考えて、実験してみてください。
こんな時こそ”愛嬌力”の出番。
そして、たまったエピソードは、
ネタのストック。
と捉えると
冷静に対処できるようになりますよ。
