◆今日は、オンラインセミナーを受講しました。
テーマは「コミュニケーション」。
講師さんは”初めまして”の男性。
オンラインセミナーは、
もう何十回も受けてるので
(もしかして100回くらい?)
「だいたいこんな感じ」
と、イメージができています。
なのですが、今日の講師さんは、
ずっと前を向いて話すだけではなく
例えば、部下や後輩から声をかけられた時
「仕事の手を止めて、相手を見て話しを聞きましょう。」
という時、
実際に体ごと横を向いて
「パソコン入力をしている風」の
ポーズをしてから、
呼び止められて
相手の方に(受講生から見たら正面)体も向ける。
という仕草を演じてくださった。
このように、今日の講師さんは
PC画面を大きく使って
120分、話してくださった。
これだけで、見てる側はイメージしやすい。
視覚的にも動きがあるので
「飽きない」「印象に残る」など
受講生への効果もありますし
何より、その”動き”で
「先生のホンキ」を感じました。
◆そういえば思い出したのですが
30年くらい前(笑)20歳そこそこの頃。
短期のアルバイトで行った倉庫事務所。
私と数名は「顧客へ送る封筒」への
”あて名書き”を頼まれました。
※ご住所・社名・氏名を封筒に書く
※もちろん手書きです
指示をくださった社員さんは
一旦持ち場を離れたので
”あて名書き”が完了したのに
次の仕事のアナウンスがない・・・。
なので私は、自分が書いた封筒の
ご住所・社名・氏名を「間違っていないか?」
「抜けている箇所はないか?」「誤字脱字はないか?」
と、チェックしていると、
ちょうど戻ってこられた社員さんに「何をしてるの?」
と、聞かれたので「見直してるんです」と答えると
「そんなことしてるアルバイトさん見たことない!!!」
と、びっくりするくらい大きな声で(笑)驚かれました。
************************
相手の予想を”ちょっとだけ”超えると
喜ばれるんですよね。
************************
これって、接客でも使えますよ。
◆馴染みのお客様がご来店されたり、
お帰りになる時”ちょっとだけ”小走り 。してみてください。
経験値で話すと、ほとんどのお客様はニヤッとされます(笑)
「小走りの様子」が、もう愛嬌なんですもん。
きっと、喜ばれますよ。
特に、大柄の方の「小走り」は、好印象が爆上がりです。
足元と周りに注意して
”ちょっとだけ”小走り 。ぜひトライしてみてください。
◆小走りは無料でできますが
有料でも良い方は、こんなことも
相手の想像を”ちょっとだけ”超える
実例です。
私の以前のクライアント先、
リバティ長岡様は
※京都府長岡京市のスーパーさん
「雨の日は無料で傘のレンタル」
をしておられます。
これは、たまに聞くサービスですが
驚くのはここから。
なんと、この傘には店名が入ってません。
何の柄も印もない普通の傘なんです。
もっと、びっくりするのが
返却率、90%以上!
「お店の宣伝じゃなく
本当に困ってる人への善意」
というお客様からお店への「有難う」が
返却率、90%以上という結果に
繋がってるのでしょうね。
この傘のレンタルは好評で
徐々にカラフルになり
今では、お客様が好きな色を
選べるらしいです。
冷静に考えたら店名やロゴを
「入れない(コストゼロ)」=お客様に好評
「入れる(コスト発生)」=普通
ですから一石二鳥ですね(笑)
************************
ちなみに、なぜ「”ちょっとだけ”超える」で良いのか?
それは「”めっちゃ”超える」や
「”これでもかっ!てくらい”超える」
だと、相手に
「やりました!感」が伝わってしまうからです。
その姿は、もう「褒めて!」「認めて!」と承認欲求のカタマリです。
お客様に手のひらを出しで、無理やり「有難うください!」
と言ってる姿になってしまうから。
相手の想像をさりげな~く”ちょっとだけ”超えてみませんか?