外を歩いてたら
女の人が怖い顔して大声で
「おいてめぇ いつまでもゆっくり歩いてんじゃねーよ!!!なあ?ちゃんとしろよ!!!もっと早く歩けねぇのかよ!!」
と遠くにいる誰かに
怒鳴っていたので
旦那さんか、あるいは少し反抗期的な
子どもに言っていたのかと思って
気になって見ていたら
3歳くらいの男の子だった。
そして
男の子は早く歩くんじゃなくて
走ったのね。
そしたら、
「てぇめぇええ!!走るんじゃねーよ!!ばかかよおめぇよ!!!」
と引っ叩いてた。
周りも唖然としていた。
こんなに怒鳴って叱ってても
子どもはお母さんのこと
大好きなんだろうな。
走ってる時、にこにこしてた。
気にして欲しくて
怒鳴られることとかも
愛だと感じてるんだろうな。
人それぞれ色んな形の愛があって
色んな価値観があるから
それを否定することはできないけど。
ただわたしは黙ってそれを見ていた。
胸が苦しくなった。