人とわんこのホームセラピストemilyです。
週末は、奈良の新庄動物病院院長
今本成樹先生のセミナーに参加してきました。
今本先生の病院は、
庭にキジが出たりするほどの山奥にあるらしい
→と、先生が言っていた。
そんな場所に、
全国から、ガンと診断されたり
もう何もできないと、匙を投げられた動物たちが
今本先生を頼ってたくさん来院されます。
(記事内のスライド画像の掲載許可はいただいています)
腫瘍のスペシャリストの先生だけあって
最新のガン治療の情報も豊富
手術
抗がん剤
放射線療法
そして、
免疫療法と人間と同じ治療のあれこれを
お話ししていただきました。
お話しを聴きながら、
「病院と、医師選びは大切だ」と痛感。
最新の治療が全てではないけれど。
その先生によって、
ガンとの向き合い方
生きることや死ぬことのとらえ方
もちろん技術の差
全然違うのだと思いました。
正直なところ、
セミナーを受けるまでは、
わんこ達がガンになった時に、
人間と同じように
抗がん剤を使い
放射線療法を受け
家族と離れて入院したりするのは
どうなんだ?と
否定する思いがありました。
でも、
口の中に大きな腫瘍ができて
食べたくても食べられるなかったり
目の奥に、ガンが潜んでいて
生きている間中
痛みに苦しんでいたりする場合。
その苦痛を取るために
治療を受けるという選択も
あるんだと、
治療への考えが変わってきました。
ただ延命をするための治療ではなく
生きている「今」を
安らかにするための治療
そんな治療ができる病院や先生を
見つけることができたら
ペットたちも
飼い主も救われるでしょうね。
今本先生に教えていただいた病院も
調べてみようと思いました。
でも、その前に大切なことは。
ガンにならない生活をすること
今本先生の話しで、
ガンにならないようにするための
大きなポイントは
「ストレスをできるだけ少なくする」
それは楽しいことをするという意味ではなく
犬は犬らしく
猫は猫らしくできる時間をもつ。
そして、
ストレスになっていることを
なくしてあげる。
いつも痒みがある子は、
痒みをなくしてあげる。
どこか痛いところがある子は、
痛みを取ってあげる。
食べることが大好きな子は
いつまでも食べることができるような
身体にしてあげる。
寂しがり屋の子には、
ゆっくり甘えさせてあげる時間を
作ってあげる。
日々の暮らしの中で、
できることはたくさんあります。
環境的に、難しいお家もあるかとは思うけれど。
時々は、
自然の中で思いっきり走り回ったり
自然の空気を吸ったり
のびのびとできる時間が
大切なんだと思いました。
私は、
海で思いっきり走るこの姿を見るだけで
幸せな気持ちになります。
この時間が持てることで
ストレスの少ない生活ができている気がします。
人もわんこも、
ストレスのない暮らしを心がけて。
それでもガンになった時には、
信頼のできる先生と
後悔のない、治療を選んでいけたらいいですね。
emily