今日、
お友達のわんこが、
虹の橋を渡りました。
20年近く、
爪のお手入れと、ネイルをお願いしている友人
今日もいつも通りに、予約して
向かっている時に連絡があり
「わんこが、なんか様子がおかしいから
ちょっとバタバタさせてしまうかも。
それでも良かったら来て」と。
ちょっと気になったのもあって
そのままお家に向かいました。
いつものように、ワンワン吠えることはなかったけれど、
トコトコ歩いてきて
ちょこんと座ってました。
フットパスに入っていると
いつもはお仕事中、近づいてこないのに
私と、友人の足の間にくっついてきて
そのまま横になってしまった。
いつもなら、ダメよと言われると
ちゃんと自分のベットに戻るのに
今日は何としても動かない
「今日は特別いいじゃない」
ということにして
そのままお手入れを続けてもらっていたら
だんだん呼吸の間隔が長くなって
えええー?
どーした?
え?
そして
大きく息を吸って
そのまま眠るように
息を引き取りました。
私が到着して
ほんの10分ほどたった
11時11分
あと1カ月でお誕生日だったけれど
11歳でした。
実は、
友人は事情があって
今月中に、東京に引っ越すことが
急遽決まったのです。
なかなかペット可の物件もなく
日本人ではない友人は
慣れない土地で、
わんこと一緒の暮らしに不安を感じてました。
引っ越しもあり、
金銭的にも余裕がなく
いろんな意味で
不安が大きくなっていた時でした。
昨日の夜まで
ものすごく食欲もあって
食べたい
食べたいと
いろんな物をねだって困るほどだったと。
今朝になって突然
元気がなくなり
ご飯も食べなくなり
おしっこも漏らしてしまったようです。
だから、
本当に突然の旅立ちでした。
でも、
今日の日を選んだかのように
大好きな友人の足に顔をつけて
私たちの話し声を子守唄のように聴きながら
眠るように息を引き取りました。
あまりにも、
穏やかな旅立ちだったので
私も友人も、
驚くよりも
悲しさよりも
なんだかホッとして、
きっとこうやって
見送って欲しかったんだねと
泣きながら
そのままネイルを続けました。
横になって眠るわんちゃんは、
本当に穏やかな顔で
今にも走り出しそうで。
それを見た友人は
この子は、自分がいると
ママが大変な思いするから
引っ越し前に、
自分からいなくなったんだね。
私のこと1番心配してたから
いろんな嫌なことも全部持って
空に旅立って行ったんだね。
本当にありがとう
そう、話してました。
なんかね、
動物たちって
本当に
現実では、ありえないようなことを
身をもって教えてくれたり
守ってくれたりしていると思う
私も
今まで、なんども
わんこ達に助けられたり
教えられたりしてきた。
動物たちの、
見えないチカラや
ひたむきな愛は
思い出しただけでも
涙が出てくる
本当にありがとう
セリちゃん
また会おうね。
お空の、マロンやルパンにも
よろしくね。
あらためて、
いつお別れすることになっても
後悔のないよう
1日1日を、大切にしよう
emily