先日、
大切な友人から、
シニアわんちゃんの相談がありました。
体調が良くないうえに、
シャンプーもできないわんちゃんに
クレイを使ってあげたいと。
以前、マロンがクレイバスに
気持ち良さそうに入っていた姿を思い出して
やってあげたいという相談でした。
友人は
わんこの自然療法を受講しているので、
今のわんちゃんにクレイを使うことの
リスクも十分理解した上で
できることはしてあげたいと。
私の答えは、
クレイの中でも穏やかな働きの
アロマフランスのホワイトカオリンで
部分浴をすること。
全身のクレイバスは負担が大きい上に
被毛を乾かすのも大変
ですので、
麻痺のある後ろ脚を温めながら
洗ってあげたり
汚れが残りやすい
お腹や肛門周りの部分浴をすすめました。
クレイだけでなく
ローズウォーターも使って
ケアすることをおすすめしました。
マロンも、
最後の1週間は、うしろ脚が立たずに
自分で立って排泄はできなくなっていました。
そんな時に、
お腹や、肛門周りをクレイで半身浴をして
ローズウォーターで整えることで
サッパリきれいになると同時に
活力が戻る感じがしました。
クレイの代わりに
ローズウォーターを混ぜたお湯で
部分浴をするのもオススメです。
反応の良い動物に、
クレイやハーブウォーターを使うことで
「自分で治そう」
「整えよう」
生きようとするスイッチを押してくれる
そんな役割をするのだと思います。
病気を持っている
高齢のわんちゃんにとって
クレイが負担になることもあります
そんな時は、
クレイを使った時の気持ち良さを選ぶか
体力の温存を選ぶか
その時々で選べば良いと思うのです。
ただ、
ペットたちに
なんでもクレイを使えばいい
なんとなく、使ってみたい
というのは、
どうなのかな・・と思います。
大切な家族である、わんこや、ねこちゃん
1日でも長く、
一緒にいてほしいと思うけれど・・
その1日が、
その子らしく
その子が望むような生き方ができる
そして
そうできなくなったときに
穏やかな時間をすごせるように
クレイなどに、助けられるのだと思います。
最期に飼い主としてできることは
旅立つ時を、その子に選ばせてあげることだと
私は思っています。
マロンの時もそうだったように・・・
うちの子達が
旅立つ時が近づいたと感じたときには
「自分で、虹の橋を渡る時を選んでいっていいよ」
そう言ってあげたいです。
そのためにも、
1日1日を、この子たちと
大切に過ごそうと思います。
emily