ちょっと痩せたビー君
細菌性腸炎になってしまったのです
早朝、ビーのゲーゲーと吐く音で目覚めたら
未消化の骨と、黄色い胆汁が出ていました
生食の勉強を始めてから
ビーの生食のポンイントは
「胃酸の分泌」
だとずっと考えていました
ビーは、うちに来た時から
未消化の食べ物が便に混じることが多く
手羽先などの骨も未消化だったりすることもあり
いかに胃酸のPHを酸性にするかを工夫してきました
犬の胃酸はPH1~2の強酸であるからこそ
生の骨も消化できるし
生の肉も胃内で殺菌できます
そして胃酸が適度に分泌されないと
小腸などの腸の働きも鈍くなってしまいます
胃酸である塩酸の原料で必要になってくるのが
塩化物である「塩」です
ドッグフードには塩分が添加されてますが
生食では、塩分を加えます
私も、この塩分とカリウムのバランスには
十分気をつけていたつもりだったのですが
ビーは、嘔吐と下痢をしてしまい
便にも未消化の骨が入っていました
吐いてしまうと
スッキリするのか、こんな様子でじっと動きません
人もそうだけれど
嘔吐下痢の時の一番の治療は
絶食
できれば水分だけはとって欲しいけれど
水分でも吐いてしまう時は
水さえ飲みません
動物はとても正直で
具合が悪いと、どんなに食うしんぼうでも
食べ物には見向きもしません
生まれてこのかた、食べ物を拒否したことのないビーでさえ
美味しそうなメイサのご飯を見ても知らんぷり
ただただ丸くなって寝ているだけ
丸一日絶食して
2日目の昼に、夫が耐えられなくなり病院へ
便検査してもらうと
「細菌性腸炎」と。
寄生虫はいないので、
下痢止めと抗生物質が7日分処方されました
(薬は飲まなかったけれど)
脱水も心配いらないとのことで一安心
元気もあるので
このまま様子を見て大丈夫そう♬
犬にとって
特に生食を食べているビーにとって
大切な胃酸
胃酸の分泌やPHが乱れてしまう理由の一つに
ストレスやメンタルの問題が考えられます
はい、心当たりがあったのです・・・
ちょっと詳しくは書けないけれど
嘔吐した日に、怖い思いをしたことが
繊細なビーにはストレスだったんだと思う
食事の内容に注目しすぎて
ビーの心までは気が回らなかったわ・・
本当に心と身体は繋がっているんだね
ビーは、大きな身体からは想像もできないくらい
繊細なこころ持っています
初めて、
みなと横浜病院の院長先生診察してもらった時にも
言われたくらいだからね(笑)
身体がどんどん大きくなって
つい、気持ちまで強くなたったと勘違いしてしまっていたけど
まだ一月に1歳になったばかりだし
やっぱり、持って生まれた個性もあるよね
ビーにとって
安心できる環境を整えてあげることが
大切だったよね
生のお肉を食べていると
「食中毒にならないの?」
と心配されます
私は、
動物が本来持っている
殺菌して、骨までも消化できる機能があれば
大丈夫だと思っています
その本来の力が発揮できなくなった時に
なんらかのトラブルが起きてしまいます
でもね、もし腸炎になっても
自分で治せる力も持っています
今回、ビーは
お薬を使わずに、自分の治癒力と
食事だけで回復しました
あっという間に、
生食を欲しがりだしたしね♡
それについては
また次の記事で
胃酸が・・・とか
PHが・・
なんて書いてしまうと、
なんだか難しく感じるけど。
それは、動物たちが持っているチカラ
そのチカラを信じて、
動物たちが喜ぶものを、安心できる場を
用意してあげたい
emily