昨日は、
JOMA(社)主催 獣医師石野孝先生の
【歯周病予防・口腔ケアマッサージとは】に行ってきました
そこであらためて
「正しい歯磨きが必要」
歯磨きがニガテではすまされない!
そう強く思ったのには理由があります
私が、ずっと歯磨きケアにこだわるのは
大きな後悔があるから
私が何も知らず、
たった一人のアドバイスを信じていたことで
大切なわんこを、酷い目にあわせてしまったのよね
それは、マロンとルパン
私は実家でもずっと犬を飼っていたけれど
ビーグルは、庭
シーズー犬も、両親が育てていたので
パピーから自分の手で育てたのはトイプードルのマロンでした
マロンは、高知のブリーダーさんから購入しました
お迎えグッズから、フード、躾まで
ブリーダーさんのアドバイス付きだったので
安心してたのよね
ブリーダーさんは
「ごはんは、ドライフードが一番
とくに、ユーカヌバやロイヤルカナンがいいですよ」
「歯磨きは、しなくて大丈夫
だって、野生の動物で歯磨きしているこなんていないですよね」
「ごはんのあと、お水を飲ませていれば
口の中が洗われるし、
犬は虫歯にはならないですよ」
「時々、歯磨きガムを食べさせていれば大丈夫」
トリマーでもある、ブリーダーさんの
この一言で、本気で
【犬は歯磨きしなくていいんだ・・】
そう思ってしまった
いま思うと
「なぜ、自分で調べなかったんだろう」
「もっと、いろんな人に聞かなかったのだろう」
本当に情けないし、悔しい
でも、当時は
そんなものなのね・・
そう思っていた
マロンの弟犬のルパンも同じ
気がついた時に歯磨きして
あとは、月に一度トリミングするときに
歯磨きもお願いして終了
案の定、
マロンもルパンも
歯周病の兆候が出始めてきた
マロンはこの頃から
肝機能の数値が上がり始めた
ヨダレも多くなり
口臭も気になったり
歯肉も赤く炎症してきたのね
そうなった時には
口を触られるのも嫌がるようになり
より一層、歯磨きを嫌がるようになってしまった
歯周病の痛みって
「いつも口の中に、
大きな口内炎を持っている感じなんだよ」
と、主治医の先生が教えてくれた
だから、
何を食べても美味しくないし
お水を飲んでも痛い
本当に可哀想なことをしてしまった
マロンは、
ササミが気管支に詰まって
麻酔下で、内視鏡で取ることになり
その時に、抜歯と歯周病の治療をしてもらいました
驚くことに
あっという間に肝機能は正常値にになり
ヨダレも少なくなり
何より、美味しそうに
嬉しそうにご飯を食べてくれるようになったのね♪
「歯周病は感染症」
決して、歯の病気だけではないの
臓器にまで負担をかけ
そして何より
食べるのが大好きなわんこから
楽しみを奪ってしまう
たかが歯の炎症と思っていたら
顔に穴が空いてしまったり
顎の骨が折れてしまったり
本当に大変なことになるの
私みたいに
ただ、知らなかった
そんな飼い主さんも多いはず
「うちの子、何をやっても歯磨きできない」
諦める前に
できることはたくさんあります!
マロンみたいに
可哀想な思いをするまえに
なんとか歯磨き習慣をつけてほしい
そして、
私のように何も知らない
そして正しくない情報を信じている飼い主さんに
気づいてほしい
大切なわんちゃんや、猫ちゃんを
守ってあげられるのは
飼い主さんしかいないのだから
*苦手だから歯石さえ取ってもらえばいいの?
*無麻酔歯石除去はどんな子でも安心?
*歯磨きシートだけで大丈夫?
*歯周病治療って何をするの?
*麻酔って怖いから、歯周病治療はできない?
*シニア期に入ったから、もう歯磨きはいらない?
*良い歯ブラシってどんなもの?
*ドッグフードと手作りごはん、どちらがいいの?
*歯垢・歯石・歯周病、この関係はなに?
*わんこに固い蹄や骨を与えて大丈夫?
大切なわんちゃん、
猫ちゃんのために考えて
そしてわからなかったら調べて欲しい
私も、
正しい情報が伝えられるよう
もう一度整理してみよう
emily