中学2年生の私はやりたい放題だった

髪も染めてみた、お酒も飲んでみた、タバコも吸ってみた

夜に遊びに出かける
バイクの後ろにのる

学校は気分でいく

家の空気は最悪だから家には、食事とお風呂の用以外は帰らない

そんな生活ももう飽きてきたころ

友達から

「お母さんさ、男の人とお茶してたらしいよ?2人っきりで」

と言われた

あのばばぁが?

まさかそんなことはしなそうに見えるが


その日を境に

父が

「浮気しやがって」

「お前らの母親は浮気したんだぞ」
と叫び出すようになった

姉にどう思うか聞いてみた

「私も友達から、母が男の人といるところを友達の親が見たらしくて、友達が教えてくれた」


………

まとまりのない家族

もう家族みんな幸せに頑張ろうと思う人は誰もいなかった

うざっ

父親も母親ももう親じゃないじゃん

姉が病気で苦しんでるのに

くそじゃん

そんな暇はあるのかよ

絶対あんな大人にはならない

幼い私はそれしか思えなかった

今は少しだけ分かる、嫌なことばかりが続き、毎日忙しい。母もよりどころが欲しかったのかな

親を苦しめることばかり考えていた私だが、この家から手っ取り早くでる方法は何か、早く家を出て1人で生きていくにはどうしたらいいか考える日々に変わった