日本の発酵食品民族の生活法は親から子へと伝承されます。米の洗い方、炊き方は言うに及ばず、味噌醤油納豆の作り方、農魚産物を干物や漬物にして保存し、飢饉の時に対応する生活術(知恵)まで幅広くあります。これらが、酵素や微生物の働きによるものだとは知らなくても、昔の人はちゃんとそれを大事な情報として習慣として、生活の原則として知っていました。それが今は全くなくなってきています。
「人類の命を救う手作り酵素」
作川村文雄 より 引用
先日はハトホルきょうこさん主催の「いただきます」と言う自主映画を観に行き、サポーターとして参加しました。。麦っこ畑保育園で「味噌を手作りし、天然の素材を食べて生活する幼児の姿」と言うテーマでしたが、そこには、理想の保育がありました。
食のみならず、子供たちは、裸足で園庭の土の上を走り回っています。土踏まずが形成され、足まで全身から微生物を吸収し、生命エネルギーに溢れているのです。まさにアーシング。
そして園舎は木製、コンクリートではなく素材の木が生きていて、園舎のおまを調整し、トイレも木が臭いを吸収してくれて、ほとんど匂いがしないそうで、天然の消臭作用がある。
そして、福島の放射能を気にして、わざわざ放射能の影響を受けていない地方の木材を取り寄せて作ったとのこと。「赤ちゃんも幼児も、寝そべったり、床を舐めたりしますからね」と、園長先生が語ってくれたのが印象的でした。園長先生は、船瀬俊介氏とも友達だそうです。
そして、在り方として、乳幼児だけでなく、学童保育の子も通っていて、アルバイトには高校生もいるし、20代30代40代50代60代と、様々な異年齢の人と、赤ちゃん、幼児の頃から自然と触れ合っている。そして老人ホームの慰問もよく行うとのこと。
大島園長は、「どんな子でも受け入れるという意思がある。」と映画の中で語っていらっしゃった。
そこから、何が生まれるのか。互いに癒し、学び合うと言うこと、共振作用が起こると言うことです。
同じ狭い世代の事しか接してしていない子は、違いと言うものに違和感を覚え、排除しようとする。しかし、他世代の人と、当たり前に、自然に接してきたこの子供たちは、年齢や考え方の違いを素直に受け止めることができる。そこに、違いを認めた上での平等平和への思いが生まれると感じました。
そういう素晴らしい教育を支援していきます。








