![カピバラ](https://emoji.ameba.jp/img/user/to/tojou/4485535.gif)
![Y](https://emoji.ameba.jp/img/user/yu/yumehitosun/524151.gif)
今日はDC専用充電器などで使う安定化電源を加工してみようと思います
![ぼし-わくわく](https://emoji.ameba.jp/img/user/nb/nbstr/1327387.gif)
そもそも安定化電源ってなに
![??](https://emoji.ameba.jp/img/user/ha/hatuabu/18678.gif)
ラジコン用の充電器で高性能なモデルのほとんどが12V以上のDC(直流)電源を必要とします
![理解不能](https://emoji.ameba.jp/img/user/na/namida-egao/41660.gif)
※なんで12Vなのかはここでは省きます(電池の起電圧に関係があるとかないとか・・・)
お店にも設置してありますが、家庭用コンセントは交流100Vが一般だと思います
![肉球](https://emoji.ameba.jp/img/user/ai/ai-kazeninosete/4485258.gif)
交流電源(コンセント100V)を直接DC充電器に入力してしまったら壊れてしまいます
![ボロ](https://emoji.ameba.jp/img/user/s3/s38/1306220.gif)
そこで登場するのが『安定化電源』です
![登場](https://emoji.ameba.jp/img/user/na/namida-egao/77948.gif)
安定化電源の役目は交流100Vを直流12Vへ整流して、なおかつ出力負荷の変動に対しても安定した電圧を出力できる安定化電源回路を持つ装置です
![きらきら](https://emoji.ameba.jp/img/user/8k/8kagura8/3768.gif)
安定化電源は専用品がたくさん発売されていますが、とにかく高価
![ドル](https://emoji.ameba.jp/img/user/ya/yasya-hika/3739.gif)
スペックに応じて価格もビッグに・・・
![羽根の生えたお札](https://emoji.ameba.jp/img/user/ao/ao-maro/382793.gif)
そしてもう一つ、容量が大きくなるにつれてサイズも大型になる傾向があります
![ビッグ](https://emoji.ameba.jp/img/user/ts/tsumegaeru/470387.gif)
そこで、お財布と持ち運びの利便性を考えて今回チャレンジするのは・・・
ババーン
これを見ただけでわかった方は結構マニアです
12Vの電源を取り出すのに結構使っている方も多い『ATX電源』君です
なにこれ?って思った方もいると思いますが、これはあなたもお使いのパソコンの電源BOXです
デスクトップPCに使われいる電源BOXですが、これがラジコンライフにピッタシの電圧を出力してくれます今回はこれを加工して必要な電源を取り出していきます
使った電源装置の出力はこのようになってました
充電器を動かすのには十分すぎるスペックむしろ電気代のムダ・・・
いや大きいことはいいことだ
さっそくばらします
見ての通りパソコン用の電源ですので、MBやHDDへつなぐケーブルなどがいっぱい出ています
ATX電源は単純にコンセントへ繋いだだけでは起動しないように出来ています
パソコンも電源ボタンを押さないと立ち上がりませんね
『ピンアサイン』を確認してスイッチのON/OFFをしているコードを見つけます
機種にもよりますが、この色の線が単体起動させるための線です
この線を色のGND(アース)へ結線します
正しく接続できればファンが回って各コネクタから電圧が取れると思います
※コネクタは短絡(ショート)をしないよう絶縁しましょう測定はテスターを使おうね
必要な線をまとめていきます不要な線は短く切って短絡しないように圧着端子でまとめます
必要な線は、12Vは色、5Vは
色(これはあとで使うよ)、オレンジ色は3.3Vなので今回は使わないよ
色はアースになります
黄色の線を2系統に分けたのは+12V1で26Aまで、+12V2で26Aまで取れるようにしたからです
配線の準備はOKですのでここから取り出し口の加工をしていきます
このようにケース側面に穴を空けていきます
(何気にこの作業が一番面倒でした・・・・)
ケースの内側からバナナジャックが止まるように加工したわけですね
続いて、今回の安定化電源からは12V以外にも5Vを取り出しておきましたので便利なコネクターを作っておこうと思います
USB基板にはケースに固定するためのブラケットを取り付けてあります
使うバナナジャックは大電流に耐えれるよう高容量品、感電や短絡をしないよう安全タイプを利用します
USB基盤にも5Vの赤色ケーブルとアースの黒色ケーブルをしっかりハンダ付してを取り付けます
それぞれ先ほど作ったケースへ内側から取り付けを行っていきます
配線取付が終わったらケースを閉めて元通りに組みます
そして出来上がり
オシャンティにケースにスッテカーも貼っちゃうよ
※ゆうき君、ゆーさんありがとう
外観はこんな感じですっきりとまとまりました
バナナジャックの取り出しは2系統用意しました
そうそう、充電器と加工した安定化電源を繋ぐケーブルも作りました
ケーブルを本体にさしても横に出っ張らず邪魔にならないようプラグもL型プラグを用意しました安全ジャックなので金属部分が表に出ていませんので触っても大丈夫
実際に工具箱へ設置してみました
工具箱は『うらてん』の京商ピットボックスの最上段です
もちろんこの状態でピットボックスのふたは閉まります
実際に充電器を動かしてみました
使用したのはプロスペックさんのELANチャージャーVer2 7Aモデル
問題なく動作して充電が開始されます
続いてUSBジャックのテスト
携帯充電ケーブルを使ってUSBコネクタからスマホを充電してみます・・・
間違いなく充電が開始されました
充電モードもUSB(MAX500mAh)モードではなく、ちゃんとAC(急速充電)モードで充電になっていますので、早いですね
※スマホはUSBケーブルで充電モードを選択しますので、急速充電対応の物を用意しました
充電器を動かしてみましたが、熱も出ることなくしっかりと動作してくれました
気になる価格ですが、パソコン用安定化電源はかなり安くなっています
今回用意したものは720Wクラスの新品を用意しましたので、4000円ほど掛かってますが秋葉原やハードオフなどではジャンク電源ボックスとして数百円から1000円ほどで売られていますので、興味のある方はチャレンジしてみるのもアリかもしれません
作成に掛かる時間ですが、穴あけにてこずらなければ2時間掛からない位で出来ると思います
最後に毎度のお約束ですが、改造は自己責任でお願いしますね
事故・負傷・機器の故障などの責任はとりません からの投稿