大きく見れば『道』が見える

一つは、物事を大きく見られるようになるということです。
たとえば、道を歩く時も、下ばっかり見ていたら、かえって道に迷ってしまう。大きな目印なるものを見つめて、それ目あて進めば正しい方向に行ける。また山の上から広々と見わたせば、行くべき道がわかってくる。
人生も、それと同じで、小さいところから、物事を見て、小さいことにとらわれていると、悩みの沼に足をとられて、前へ進めなくなってしまう。
克服できる問題さえ克服できなくなる。大きい所から物事を見ていけば、色々な問題もおのずと解決の道が見えてくるものです。これは個人の人生でもそうだし、社会と世界の未来を考えるうえでも同じです。

ゲーテも言ってます。
『三千年の歴史から学ぶことを知らぬものは
 知ることもなく、やみの中にいよ、その日その日をいきるとも』