買い取り業者には | 鳥見おばさんとアイちゃん

買い取り業者には

10年以上前、義姉が買い取り業者を我が家に呼び、着物を見せて買って貰う段取りになりました。

一人でそんな人を家に入れるのは怖いから実家である我が家に来てもらうとの事。

 

義母も仕立てるつもりのない結城紬の反物を持っていたのでそれを買って貰えたらいいなと言うので一緒に相手をすることしました。

 

だが着物を出してもこれは買取の対象にならないと言い、壊れていても構わないので金時計とか使わない指輪、切れたネックレスなどを出して欲しいと言ってきました。義母が古くて動かないオメガの時計があったので出すと1万円で買い取って行きました。

 

2度目は義母が亡くなり箪笥の中の着物を処分するためにかかって来た電話の買い取り業者に来てもらいました。

年配の人で絹の着物だけを買い取って3千円おいて行き、クーリングオフも有りますと言って帰って行きました。

この方も貴金属は有りませんかと言い、古いカメラでもと言うのでどうせもう使わないからと夫のカメラを2台渡しました。

 

3度目は溜まっていた引き出物を片付けたいので、これまた電話が掛かって来た業者に来てもらい、コップ、銘々皿、湯飲みセット、菓子鉢、鎧兜の節句飾りなどごっそり持って行ってもらいました。いくらだったっけ、2千円くらいだったか?

 

昨日も電話が掛かってきました。

近くを回っています、お皿一枚でもと言い伺いたいと。

邪魔だなと思っていた蓋着きの湯飲み5客があったのでOKすると、1時間後 別の人から確認の電話が来ました。

 

お皿の他指輪なども高く買い取れるので是非探して欲しいって。

そこで言いました。 既にほかの業者が来たので時計もカメラも有りませんよって。

するとしばらく沈黙、・・・・・

だから 私が今回はキャンセルしますかと聞くと、

そうさせて頂きます、ですって。

 

しつこい買い取り業者が電話をかけてきたら、既に売ってしまったので金目の物は有りませんと言えばすんなり引き下がるんですね。

本当はまだ処分しなければいけない物が有るけど…今度はこちらから電話をかけて来てもらう事にしようかな。