オーストラリア ファームハウス体験記 | 田中愛子オフィシャルブログ「幸せのレシピ」Powered by Ameba

オーストラリア ファームハウス体験記

30日の午後、パースの街を出発して一路南に3時間。
オーストラリアの親友グエンさんの息子二人ジェームズとルークの家族と過ごす3日間。
私はジェームズの家族の車に便乗。4才のクリストファーと2才のがブリエッタ。ジェームズの奥さんクリスティーナはイタリア系ブラの出身。スローフードの発祥の地だから、結婚式は、勿論ブラでたっぷりスローフードを楽しんだそうです。彼らの哲学は「ヘルシーライフスタイル」。家には砂糖は置いてなく蜂蜜だそうで、季節の野菜やオーガニックな
フードを選んでいるとか。彼が187cm.彼女が172cmだから、子供達も大きい。金髪のくるくるの髪、陶器のように白い肌、青い目、ピンクのほっぺた。絵に描いたようなプリンセスとプリンス。ブッシュの中のファームハウスに、「Welcom Parsons」の看板が出ていて、私達を迎えてくれました。少し遅れて、グエンさんとルークの家族。奥さんのミシェルは2さいのロビンが熱を出したのでお留守番。7才のアミリーはママそっくりの美人で何でもよく出来る優しいお姉ちゃん。二番目のトーマスは、いつも目をキラキラさせて、好奇心旺盛。何でも一番にチャレンジしてスポーツ大好き少年。なんて良い子供達!それとジェームズもルークも本当に子供達に話しかけて、よく動くのに驚きました。
そして、家の中のマナー、食事のマナー、大人に対する敬語と態度を見守る大人も見逃さず、叱るのでは無くて言って聴かせるのです。
何をしてもらっても「Thank you」をちゃんと言わせる事、「水!」と言って欲しそうにしても「僕は水が欲しいです」とちゃんと文章で言わせて、ちゃんと「Thank yo」を忘れずにします。ルークは15才のときから、ジェームズは職業軍人の時、20代だったかな、、それ以来のおつきあ。お互いの家には、その時代、その時代の家庭の歴史があり、その折々に助け合い過ごして来たパーソンス一家。みんなが主人を偲んでくれて、子供達が寝静まってから四方山話。ルークと娘達は仲良くて今でも連絡しあっている様子。ルークは若い頃政治家になる、いやいやオーストラリアの首相になるんだと言って、モナッシュ大学を3学部も卒業した秀才。今、政府の経済顧問や幾つかの港湾整備の顧問やアドバイザーを務めるビジネスマン。その彼の髪にも白いものが目立つようになっている。うちの娘も息子もそう言えばそうだな。
グエンさんが79さい、来年80才になったら、カナダいる長男のフィリップを訪ね、ニューヨークの私の娘の家に2週間とまり、ヨーロッパオスロにジェームズの先妻の娘ハナに会い、イタリアの親戚を訪ね、憧れの「パリ」のアパルトマンを借りて、「カフェでお茶」をするのを楽しみにしているのだそうです。ヨーロッパの帰りに日本へ。私と3週間ほどいようかなと言っています。「これが多分最後の世界一周かしら?」なと言って茶目っ気たっぷりにウィンクしました。いくつになっても夢見る少女でなくっちゃ!