旦那が「専業」育児休業することになりまして・・・

旦那が「専業」育児休業することになりまして・・・

旦那が専業主夫をしながら育児休業をすることになった嫁の、複雑な気持ちを書き連ねるブログ。

Amebaでブログを始めよう!

 

今日は、子育てサロンに行ってきた。

子育てサロンは、行政、社会福祉協議会(民生委員)、子育てサークルや、ボランティアの方が運営していて、

いわば「子育てママの社交の場」になっていて、本当に助かっている。

今、私のママ友達は皆、ここで知り合った。

 

で、ここに、専業子育てパパが参加できるかと言うと・・・

告知チラシに「ママ限定」とは書いていない。

だけど、来るのが、99.9999%くらいママだから、実際は「女性の為のサロン」として運営されている。

子育てが女性社会であるといつも実感させられる。

 

だから、こういうパパの参加する心理的ハードルはこの上ないだろうなと思う(実際に聞いたことないけど)。

 

とはいえ、パパの参加を「ダメ」とは言わないんだろうなとは思う。

ある子育てサロンの主催者に相談してみた。

 

 

私「これって、パパが一人で参加してもいいですかね?」

 

主催者「・・・大丈夫ですよ。ただ、女性が多いので、参加されるパパが嫌でなければ。」

 

私「他のママたちが嫌がりますかね?」

 

主催者「嫌がりはしないと思います。びっくりはすると思いますけど。もしいらっしゃるのであれば、衝立を設置して授乳コーナーを作るとか、私たちも出来ることはサポートしますよ。これまで、障がいをお持ちの方や、外国の方など多様な背景の方々を受け入れをしてきました。男性を受け入れると言うことも、今後要求されていくのはわかっていますので、来月の会議で皆に相談してみます」

 

とのこと。

 

 

衝立があるからといって、うちの旦那が「参加する!」と言うかどうかは微妙ではある。

だけど、主催者の方のお気遣い嬉しく、他のイクメンパパの為にも、対応してもらえるなら、嬉しいことだ。

 

男性が育児に参加出来る社会にする為の学び。

ママ(女性)は、公然と授乳するなどの行動を変えることが必要

パパは、女性ばかりの場であっても入っていく勇気をもつことが必要

社会は、子育て=女性のもの、と言う固定概念を捨てることが必要

 

誰か、ではなく、皆が、行動や意識を変えていく必要があるんだなと感じた一日だった。

 

 

私は専門家ではないけど、

LGBTが性的マイノリティと言われるなら、

専業主夫になって0歳児を育児する夫、ならびに、我々夫婦は「子育てマイノリティ」と名乗って良いのではないかと思っている。

 

マイノリティだと感じる瞬間は、、、

 

・「ご主人が育休とってくれるなんていいですねえ」と言う人に私が復職することを言うと、「ふーん、・・・えぇっ?!」と俄かには信じがたいと言う反応が100%

 

・主人が育休を申請しようとしたら、会社の書式が産前産後休業と育児休業の申請が一体になっていて、「出産予定日」を書く欄が一番重要な情報として位置づけられている。もう子供が生まれているのに。申請者が女性であることが前提となった書式になっている。

 

・保育園の利用申請で、育休明けに復職する誓約書が1枚しか入っていない。我が家は二人とも育休を取得するので2枚必要(追加の1枚は区役所のwebからダウンロードしました)

 

・基本的に平日の子育てイベントに男性に遭遇することはない

 

などなど。

 

たまに、夫婦間で「マイノリティあるある」を話すと、二人だけにしかわからないあるあるで盛り上がってしまう。

 

ひとつ前のブログでは、女性が育児をすることが、生物学的に合理的だということを書いた。

 

今回は、社会的な側面で思ったことを書きたい。

 

で、私(女)が、育児をしている上で欠かせないのが、

区や子育てサークルが主催してくれる、子育てサロンのようなもの。

子供は可愛いが、一日中向き合っているのは、お互いに辛いし、何より間が持たない。

 

イベントに出ていると、私自身も気分転換になるし、息子にとっても他の赤ちゃんを見たりして気分が良いみたいで、私は予定が合う限り参加可能なイベントに全て参加している。

 

イベントの多くは、参加条件を子供の月齢で書いていることが多くて、母親限定といったような縛りを書いてはいないのだけど、

行くと、体感99.9999...%くらい、お母さんしか来ていない。

 

もちろん、男性来ないでとは書いていないけど、

イベントの途中でおっぱいをあげることもあるし、

産後の体ケアみたいなヨガがプログラム一緒になっていることも多くて、

「明記していないけど、母親対象が暗黙の了解・前提」なイベントが多い。

 

区役所の育児相談のときに、保健師さんに相談した。

「来年から旦那が育休をとりますけど、父親向け、もしくは父親単独で参加しやすいイベントやプログラムはありますか?」と。

 

回答は、

「男性が主となって育児するケースはレアで、そこまで支援体制が(まだ)できていない」ということだった。

 

よく理解できる。どう考えても、この社会では、母親への支援が先だ。そりゃそうだよ。

 

 

で、区役所からは、参考にと男性向け育児冊子をもらう。

とてもよくできていて、男女共同参画の賞ももらったことのある冊子だという。

だけど、中身は、「男性も育児に参加する」というもの。

男性が主となって育児するというレベルではない。

 

どうやら、男性が主体となった育児というのは、まだ、ツチノコ級のレア加減で、十分な支援が得られる訳ではないようだ。

 

母親が子育てすれば、社会的にも理解も厚い支援も得られる。

父親はそうではないということか。

 

男性主体の育児というのは、生物学的にも社会的にも、ハードルが高いことなんだ、と改めて感じる。

 

こうやって考えていると、

そんなハードルの高いことに挑もうとする旦那に対するリスペクトが湧いてくる。

だけど、同時に、旦那が育休をとって育児の主体者になってくれることに、日に日に心配になってしまう。

 

生物学的にも社会的にも旦那よりも恵まれた環境にいる私ですら、子育てに疲れたり不安を感じることがあるのに、

旦那がさらにイバラの道を歩こうとすることに不安を感じずにいられない。

母である私が子育てをしていて思うのは、「子育て=お母さん」が常識で

 

「赤ちゃんはお母さんの心臓の音が安心する」

「お母さんの声を聞くと安心」

という言葉。

 

いつも思うのが、

これ、お父さんでも代用可能なのか?という点。

 

「お父さんの声で安心する」やら、「お父さんの心臓の音が・・・」というのは未だかつて聞いたことがないのだ。

 

著書「ママは悪くない!子育ては科学の知恵でラクになる」(NHKスペシャル「ママたちが非常事態?!」取材班監修・ふじいまさこ著)では、

母親が子育てをするのに必要な体の変化などを人類学などから非常に明快に説明している。

非常に興味深く読んだのだけど、読後やはり思ったのが、子育てにはある程度、身体や思考の変化が必要だということ。

産後のホルモン変化、脳回路の性差、、、

もちろん書籍の中では、男性の育児参加による補完を肯定しているけど、

そもそも生物学的には、女性が育児することの方が、合理的なんだな、と思った。

女性の方が合理的なだけであって、男性にはできないというわけではない。

 

旦那が私の代わりに育休をとることについて、

自ら進んで、非合理的な方法を選択しているのだ、、、ということが、旦那の育休を心配させ、さらに、復職に関する私の意志を揺るがせた。

私は、外資系メーカー勤務で、

転職も経験しているし、

いわゆるキャリアウーマンという道を歩んできたつもり。

 

子供はそんな好きではない。

 

ずっと出産を先送りしてきた。

 

年齢は36歳になった。

転職し、社会人大学院を卒業し、一通りいろんな経験をした。

そんな中、仕事がふっと暇になった。

正直いうと、この隙に子供でも産んでおこうかと思ったのが出産のきっかけ。

(怒られそうだけど、実はこれがきっかけなのです)

 

だから、出産したら、いち早く復職して、バリバリ働きたかった。

 

出産して想定外だったのは、自身の子供が可愛かったこと。

一緒にいたい。。。

成長を一番近くでみていたい。。。

育児休業する前には、思いもしなかったこんな感情が湧いてきた。

 

今、生後3ヶ月となり、

復職となる生後5ヶ月までに2ヶ月余りとなった。

(ここで旦那が育児休業に入る)

 

想定外だったのは、

自身の中に、

やはり私が最後まで育児休業をとればよかった

旦那が専業で育児休業で大丈夫なの?

という思いが生まれてきたこと。

 

息子を抱っこ紐に入れて歩く。

ふと目が合うと、にへらと笑う。

 

ああ、私、こんな可愛い子を置いて他のお母さんよりも早く復職しようとしている。

これでよかったんだろうか、、、という寂しさと後悔の混じった気持ちになる。

旦那の育児休業は、約3ヶ月。

息子の月齢でいうところ、生後5ヶ月から8ヶ月。

ちょうど離乳食が始まる頃から。

 

旦那の会社はさして、育児支援先端企業ではない。

フツーの、日本の製造メーカー。

 

育児休業取る男性はいるらしい。

しかし、その大半は、1週間などの短期間であったり、奥さんの支援的な感じらしい。

旦那ほど、ガチで休業しようという人はいないようだ。

なので、旦那は稀有な存在だし、将来のモデルケースになるはず。

 

私は、そんな貴重な体験ならば、なんか発信していった方がいいよと思うけど、旦那はそんなものに興味はない。

 

もちろん、子供は好きだけど、

なぜ育児休業を取りたいのかと聞いたとき、、、

 

「仕事休みたいから」

 

とのこと。

まぁ、いわゆる脱力系なので、そんなこの経験を発信してやろうなんていう野心はない。

 

だけど、私は、自分で子育てをしてみて、楽なことだけじゃないから、それを男性である旦那が一手に引き受けることがとても難しいことで、貴重なことだと思うから、

その記録を残し、みなさんにみていただきたいと思うのです。

 

だから、私がブログを書くんです。

 

旦那には言ってません。

世の中、男性の育児というのは増えているけど、

嫁の代わりに育児休暇を取り、専業主夫となる人はまだまだ少ないと思う。

 

このブログでは、

生後5ヶ月で復職する母(私)の代わりに

旦那が専業主夫かつ育児休業をとるその顛末を記録したいと思う。

 

旦那が専業育児休業するまで、あと、80日。