私事ですが
この度、赤ちゃんを授かりました。
出産まで、もうすぐです。
病気を乗り越えての妊娠です。
病気と言っても、命に関わるようなものではないし、日常生活で何か悪さをしたり、支障をきたすものでは、一切ないのですが、
私はずっとこの病気と戦ってきました。
病気を乗り越えてようやく妊娠できて、
出産まで刻々と近づいている最近の日々が
とても幸せで、心から感謝の気持ちでいっぱいです♡
私は一度、流産をしています。
心拍が無事確認できた矢先、7週で赤ちゃんはお空へ帰ってしまいました。
生まれてこの方ずーっと健康で生きてきた私が、
初めてお医者さんから自分の病気を告げられた時、
『目の前が真っ暗になる』という経験を初めてした気がします。
そして今回、
「赤ちゃんの心拍が止まっています」と告げられた時も、
病気を告げられたあの時の絶望感と同じぐらい、
どん底を味わいました。
「噓でしょ…、夢であってほしい…、」と。
流産時、
7時間ほどの間、ずーっと大量の出血が止まらず、
夜用ナプキンなんかでは追いつかないほどの大出血量で、
ずっと自宅の便器に座っていなければいけない状態でした。
そして、
壮絶な出血と痛みに悶えながら、自宅のトイレで、
わずか1cm35mmの小さな小さな赤ちゃんを出産しました。
こんな状況なのに、
タツノオトシゴみたいな形をした小さな赤ちゃんに感動しました。
多分ですが、細くチョロチョロ~としたものが見えたので、
へその緒なのかな、と思いました。
こんな小さな体でちゃんと心臓動いていたんだなと思うと、
感動と同時に、
産んであげられなくてごめんね、愛してるよ大好きだよって、
涙が止まりませんでした。
死ぬほど辛い痛みと大量出血だったので、
自然流産時、自宅に居たのが幸いでした。
激痛と出血が始まってしばらくして、主人が慌てて帰宅してきてくれたのも幸いでした。
大量出血しながら一人だと不安だっただろうし、横に話せる相手がいるだけでも全然気分が違うし、一人だと心細くて怖かったと思うので、
主人がすぐに帰ってきてくれたのも本当に良かったです。
大量出血だけでなく、大量の色んな異物の塊もどんどん出てきて、
とにかく激痛で痛くて痛くて苦しくて、
鎮痛剤は効かないと言われたので、ひたすら壮絶な痛みと苦しみに耐えるしかありませんでした。
今思えば、救急車呼ばずに、よく7時間もの間ずーっと、
大量出血と激痛に頑張って耐えたなと思います。
こういう時、『本当の人の本性』って出るものだと思うのですが、
すごい出血と、大量の塊を目の前にしているのに、
それでも主人がものすごく献身的に私を介護してくれ、その姿にとても心を打たれ、
改めてこの人と結婚して本当に良かったと思いました。
この人との間に子供がほしいと、強く思うようになりました。
流産後の数週間は、ものすごく体が弱って衰弱し、脳貧血にもなり、
壮絶な激痛での大変な流産となりました。
流産後、
もう私は一生妊娠できないのかなと諦めかけていましたが、
数か月して再び赤ちゃんはやってきてくれました。
ビックリしました。
先生から「心拍が止まってます」と告げられたあの残酷な出来事がいつもフラッシュバックしてトラウマになっていたので、
赤ちゃんは生きているのか、不安で不安で、
毎回、内診台に乗るのが怖くて仕方なかったです。
診察の度に、ものすごい緊張で震えました。
そんな不安を何度も乗り越えながら、
再び来てくれたお腹の子は、とっても順調にスクスクと育っていて、
今は本当に毎日幸せいっぱいです。
(↑妊娠したら絶対ここのブランドで買おうと思っていた、お気に入りの母子手帳ケース♡)
胎動がある度に、愛おしくて愛おしくて愛おしくて…
この感情をどう表現したらよいのか…
主人がお腹に手を当てて話しかけたら、
ポコンと蹴り返してコミュニケーションが取れる
愛おしい愛おしい日々。
生まれて初めて、こんな感情を味わわせてくれるお腹の赤ちゃんには、
本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
日に日に大きくなっていく自分のお腹を見る度、まだ信じられないような、
念願の妊婦になれたことが、まだ夢のような、
嬉しくて、ただただ幸せで…。
性別ももう分っているのですが、
私が強く望んでいた希望通りの性別だったので、
それはもう嬉しくて嬉しくて…♡
「健康で元気に生まれてきてくれれば、どちらでもいい」
とはよく言いますが、それでも私は、
「〇の子だったら嬉しいなぁ…」という強い希望がずっとあったので。
(↑一目惚れして買ったBaby diary♡)
今、本当に毎日幸せですが、
もちろん、お空に帰ったあの子のことは、
決して絶対に絶対に、忘れません。
病気、流産、その他色々辛い事沢山ありすぎて、
沢山泣き、心病む日々を過ごしてきましたが、
以前より人の痛みが分かるようになってきたし、
少しは成長できたかなぁと思っています。
辛いことや悩みのない人間なんて、一人もいません。
「あなたが空しく生きた今日は、昨日死んでいった者が、あれほど生きたいと願った明日」
という言葉があります。
今生きている奇跡への感謝を忘れなければ、
足るを知るを常に忘れていない人ならば、
自分が一番可哀相だなんて絶対に思わないはずです。
また、
「乗り越えたあとの自信は人に誇るものではなく、
愛おしい自分だけのものです」
と、小林麻央さんがブログでおっしゃっていました。
私にとって、色んなことを学ぶべき必要な経験だったんだと思います。
最後に。
念願のマイホームを購入しました♡
赤ちゃんができたことで、
自然があり、学区域が非常に良く、都会にも出やすい最高の子育て環境を、主人が用意してくれました。
主人には本当に感謝しています☆
新しいお家も含め、これから楽しみがいっぱいです♡
今しかない一心同体の貴重な残りのマタニティライフを思う存分味わって、
無事に元気な赤ちゃんを出産したいと思います♡
長々と最後まで読んで下さった方々へ
ありがとうございました。











