かすみ草が咲き始め、、


バラも咲き始めた頃


去年よりも綺麗に咲いていた


その頃、立ち上がれなくなったココをお散歩に連れていってあげたくて、介護用カートを用意しました。


中のマットは、取り外しができて、大型犬を運ぶのに人気があるそうです。ココも嫌がらずにすぐ慣れました。


前の職場の同僚が、ココを応援しに来てくれました。60歳過ぎてるけど、大事な時にすぐ動く。そんなところがありがたくて、素敵な、優しい人生の先輩です。


ココの介護が本格的に始まり、耳の周りやお尻周辺の毛をカットしました。万が一間違って出血などしてしまったら、血小板も足りなくて貧血のひどいココには絶対NGなので、櫛で汚れをすきながら、丁寧にきっていきました。

たまに、えーーーっびっくりそこも切っちゃうの?的な目をしてこっちをみていましたが、可愛いよ〜大丈夫❣️とウインク


バラが本格的に咲いて


その香りに、癒されながら、、、ココとの時間を過ごしました。こんなに、一緒にいるのって、赤ちゃんぶりだね。

職場の院長はじめ、犬の介護に理解のあるみんなに繁忙期で新人研修もありで忙しい中、時間を確保させていただきました。本当にありがたかったです。

25キロに痩せたココを運ぶのも、お腹両面に腫瘍があって脾臓が破裂していたため、お腹に手を通せず、ずらしながらマットに乗せて、このように運びます。夜は何かあると気付けるように、寝る時に一緒の部屋に寝ていたので、このマットは重宝しました。


お散歩も行けたね。近所のぐーちゃん、ららちゃんが、なにそれーっ!乗りたい💕とワンワン吠えてくれたので、嬉しかったのか、つい、🚾をしてしまい、ココにとっては初めて寝たままトイレでした。プライドが高く、トイレっ!!という顔をして、オナラをした時にトイレに連れていって座らせると、トイレをちゃんとして、パタン!と倒れてしまっていましたが、自分ですることが大切だったので、そのあとの処理はあったかいタオルで拭いたりして、補助してあげることにしました。


カートの中で🚾できてから、あっという間に寝たままできるようになりました。

メスだから、当てるところに当てると、ちゃんと吸い取ります。💩はほとんど食べれてない割にはそれなりにでていたので、介護のためにも下痢止め必須でした。


そして、、いつもリモートでも会議ばかりでなかなかココの体調や涼しさとタイミングが合わなくて、散歩に行けなかった主人が散歩に行けました。

ココも、嬉しそう❣️


最後までなんとか貧血を抑えたくて、レバーや、下痢止めをのませるのにこんなのも使いました。


これは、お湯で戻す時とーってもいい香りがするので、食欲がでるらしく、潰して、濾して、スポイトで飲ませてあげるとゴクゴク飲みました。


毎日、なんとか幸せでいてほしい、の日々でした。


主人が散歩に連れ出した次の日、5/30

ココが旅立ちました。

11歳になってすぐでした。
家族みんながいる月曜日の朝早く、
静かに息を引き取りました。
その日は夕方の空がとても綺麗で
辛くて涙が止まらないまま見上げたら
今年はじめてのティーツリーが咲いていました。そんな時なのに、少し元気が出ました。
ココは剪定したばかりのティーツリーの枝を噛むのが好きでした。ブンブン頭を振りながら、枝を噛んで、とられないようにこっちを見上げながら嬉しそうに遊んでいました。
本当に楽しくて愛らしい犬でした。

弱ってきてからの半年、最後の寝たきりの短い時間も、一緒にいられてとっても幸せでした。
私たち家族と共に、ココを可愛がって下さった皆様、ありがとうございました。