ある香りを嗅ぐと、その時の情景やその場にいた人を思い出す。

そんな経験ありませんか?

 

 

 

先日、行きつけのワインバーにて。

 


 

 

 レコードを聴きながら、皆んなで呑んでいた時「どうやったら、音楽みたいに人の心が震える"食品"を作れるかな?」という話になりました。


 

 お店のオーナーが

それって、プルースト現象みたいだねと。

 

 

 

 

プルーストさんの作品の中で、主人公がマドレーヌを紅茶に浸したとき、その香りがきっかけとなって幼年時を思い出すという描写にちなんで名付けられたらしい。

 

 

 

この音楽を聴くと、昔旅行に行った場所を思い出す。

夕方にカレーの香りを嗅ぐと、子供の頃を思い出す。

 

 

誰でも一度は経験した事ある、あの感覚です。

 

 

 

 

そう、それが食品でやりたい!

 

私自身、2018年に立ち上げた食品ブランド「HEAYS PANTRY」では、

 

食べることで

記憶や感情を呼び起こしたり、

五感が刺激されたり、

 

まさに、そんなスイッチになるような食品作りを心がけています。

 

 

ただ口に入れて美味しいだけじゃない。

心も体も、もっと深い所で、

人の生活を豊かにできる食品を日々開発をしています。

 

 

 

感覚的なテーマだけに、再現するのは本当に難しい。

だから面白いのかな。

 

感覚を具現化するために、さらに研究して、

人と食べ物の関係を明確にしていきたいな。

 

 

 

世界で挑戦できる、最高に面白いフードライフスタイルブランドを作りたい。

 

 

 

クァーク愛子

 

 

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