もう一つ、テック企業からオファーをいただいた。多分、ここに行くことになりそうだ。

 

商品としては非常に複雑で馴染みがなく、自分の好きな商品!!ということにはならないと思う(そもそも消費財じゃないから、個人向けに売ってないしね。。。)ただ、その組織のトップが以前コンサル時代の先輩であるということ、大企業ならではの福利厚生が整っていて、もし子どもができたときに、比較的安心して子育てができるんじゃないかと思ったこと、も正直大きかった。人々も、比較的話しやすい、素敵な人が多いように思えた。商品や会社が社会に与えようとしているインパクトにも共感できる。面白い!だけで人生を選べなくなっている気がするのは、薄々感じてきたことだけど、どんな仕事にも面白みがあって、それはするめのような、かめばかむほど味がでる、と思っている。そういう仕事の楽しみ方があってもいいよね、と。

 

今は目下、過大な期待が寄せられていないかそれだけが心配だ。前の組織では、「コンサルならなんでもできるんでしょ」的な無責任な期待が本当にいやだった。コンサルだってできないことある。というか、できないことだらけだ。商品を知らなければ学ばなければいけないし、3人分の仕事をこなすことはできない。しかし、コンサル神話が蔓延しているのはやはり事実で、コンサルの卒業生はその神話と多かれ少なかれ、また色々な方法で活かしたり戦ったりする。その点、先輩が既にいるというのは、安心できる気がする。