昔から常に不安な子どもだったと、今だからこそ思い出せる。

 

幼稚園に通っていた頃、自分がトイレに行っている間に、先生がどこを歩いたのかすごく気になった。その道筋を自分ももう一度辿らなければ、居ても立っても居られない不安に襲われていた(これは、ぼんやり不安として覚えている)

 

小学生の頃ポケモンを買い与えられた時は、弟よりゲームのクリアが遅れないか、ポケモンが151匹きちんと集められるのか、ひたすらに不安だった。そのためには人とポケモンの交換が必要になったりしたんだけど、約束した友達がきちんと約束を果たしてくれるのかもすごく不安だった。一度ゲームが壊れて初めからやり直さなければ行けなくなった時、身が引き裂かれるような不安に襲われた(これははっきり覚えている)

 

中学校の修学旅行では、班ごとに訪れるべき場所(チェックポイント的な)がみつからなくて、本当は別に適当に回ればいいのに、それができなくてすごく不安になった。その際に受けた班のメンバーからの冷たい態度にも、すごく不安になって、その夜は眠れなくて、それも不安だった(そこから、定期的に不眠に襲われるようになって、家に帰ってからもねれないと言っては泣いていた)

 

高校の時は、初めて始めた運動部でついていけるのか心配で不安でどうやめるかばかり考えていて、部員がきちんと集まるか不安で、ずっとドキドキしていた。(不思議と、受験に対する不安はそれほど強くなかった)

 

 

大学時代は、留学中にいろいろあって家を失って不安だった。いっぱい選択肢はあったはずなのに、一番いい選択肢に出会いたくてずっとずっと不安で探していた。授業についていけなくて不安で、トイレで泣いた時もあった。泣きながら家に電話をかけて、体重もすごく落ちたし、ねれない日も多かった。

 

仕事をはじめてからは、言うまでもない。だからこそ今過去を振り返って、なにも自分が急に壊れた訳ではないと思う。私は、やはり繊細すぎて不安な人なんだ