コンサルティングとは不安との戦いである。

 

常に、自分の能力を超えた挑戦を期待されるのはもはや文化である。今まさにそんな状況であって、残念ながら休日も仕事のことが頭から離れず、ストレスレベルの高い状態にある。「所詮、こんな仕事どうでもいい。なんなら今すぐ転職してもいい」と思う自分と、「なんとかしないと。。」と焦る自分がいる。どちらも、本当の私だ。そしてその二つの考えを行ったり来たりしながら、安心したり不安になったりを繰り返している。そして、そんな自分に憤っている自分がいる。どうして、すっと気持ちを切り替えて休日を楽しめないのか。。と。そんな自分が、本当に情けない。

 

昔から、不確実要素があることがとても苦手だった。「決まっていない状態」が苦手で、部活を決める時、クラスを決める時、それがとてつもないストレスを産んでいた。今の状況はそれにちょっと近い。「何が起こるかわからない」状態に対して、「なんとかしなきゃ(でもどうすれば良いかわからない)」と思っている自分と、「放っておけばよい」という自分が、頭上で睨み合っている。時々ぎゃーと叫び出しそうになっているが、もう、そうやって不安になる自分を認めてあげようかと思う。不安になるのは、別に仕事が始まってからではない。ずっと昔からそうだった。そして、そのせいで本来楽しめるべき時間が楽しめなかったことは、過去にも数え切れないくらいあった。だから、それも含めて私なのだと、受け入れてあげたい。

 

不安は具体的に書き出してみるといいらしい。具体的な不安が何かと言うと

 

・休み明けにどこまでの成果物を出すべきか不明(今どれほど頑張っておくべきか不明・不安)

・休み中の進捗に関する不安(休み中代わりに働いてくれるリソースがいるが、それがどれくらい効果を生むか不明)

・休み明けのリソースに対する不安(私のチームは、期待成果物の量が変わらないのにチームが半分になる予定だ)

・クライアントに対する不安(何を言われるんだろう・・いろいろ質問が送られて来ていたが、今までの分析が間違ってたらどうしよう)

 

 

よって、具体的には以下くらいはしておこう

 

・やることの整理の徹底(まずはリーダーの自分が120%やるべきことをクリアにする)

・なんか出たらハッピーくらいの気持ちでいよう。ある意味、人を信じることも必要

・だせんものはだせん。チームが半分になる、と言い続けよう。あんたらは無理を言っているんだ、と言い続けるしかない

・クライアントに何を言われても、死なない。何がわかっていて何がわかってないかキチンと整理しよう

 

こう書いてみると、ちょっと前むきになってきた。不安な私も、私。できること以上のことは、やらない。そして、これら全てが私の人生に置いて非常に瑣末なことなのだ、ということを忘れない。