大好きなことを仕事にすると、
責任がかかってくるので、
心から楽しめなくなる。

でも、
うまく行かないときに
踏ん張れる原動力は、
やはり、
純粋な大好きという気持ち。


『わたしはバレリーナ』(BL出版)
作 ピーター・シス
訳 松田素子

バレエが大好きな
女の子、テリー。

急いで着替えて
鏡の前で今日も練習。

鏡の中の姿は、
テリーの理想の姿。

それはそれは
美しいバレリーナ。

バレエが大好きな気持ちが
すべてのページから
伝わってきます。

私も絵本が大好きですが、
絵本のお仕事をする上で、
勉強すればするほど、

感覚だけでなく、
理論や理屈でも
絵本を見るように
なってきました。

それぞれの子の
個性や発達課題に沿った、
真に心に響く美しい絵本を
責任を持って、
お届けしたいからです。

尊敬する方々から
たくさん学んで、

自分の未熟さに
途方もない不安を感じて
落ち込むこともあります。

でも、
やっぱり、
絵本が大好きだし、
絵本の力を信じているので、
続けられるのです。

『わたしはバレリーナ』
を読んで、
私の純粋な絵本への思いが
蘇ってきました。

大好きという気持ちを
大切にしながら、
選書眼を磨き、
たくさんの子どもたちに
必要な絵本を
お届けしたいです🥰

と、まあ、
これは私の今の心の状態を
投影した極めて偏った
感想でして😅、

子どもたちは、
一つ一つのバレエのポーズを
真似して、
純粋に絵本を楽しんでいます😆


特にバレエが大好きな子には
絶対に読んでもらいたいです🎶