先日この絵本を
5歳の長男と読みました。


『はじめてのおつかい』(福音館書店)
作 筒井頼子
絵 林明子

題名のとおり、
5歳のみいちゃんが
初めておつかいに行くお話です。

みいちゃんの緊張感が
文と絵から
ひしひしと伝わってきます。

やっと
お店のおばさんに
対応してもらえた時、

急にほっとして、
ぽろんとひとつ、
我慢していた涙が
落っこってしまいます。

なんだか、
この涙って、
すごくよくわかるなぁ。

具体的には思い出せないけれど、
私も幼い日に
同じような涙を落とした感覚が
心の奥に蘇ってきます。

読んだあと長男は、
「僕も5歳だけど、
 まだおつかい行けないの。」
と話してきました。

みいちゃんの緊張感が
ものすごく伝わり、
怖くなったみたいです。

ところが
昨日、突然、
「僕おつかい行けると思う!
 バナナと牛乳だったら
 1000円で足りる?」
と聞いてきました。

これには私がびっくり。

絵本を読んでから、

行ってみたいけど不安、
でも行ってみたい、

と葛藤してたんだなぁ
と思いました。

交通量の多い交差点があり
私が怖いので、
それを伝えて
今回は諦めてもらいました。

でも、
1年後には
もう小学生なので、
いい時期なのかも
しれないなぁと
気付かされました。

今までは
一緒に行動するのが
当たり前だったので、
交通ルールを
まだきちんと伝えられていません。

これからは
一つ一つ教えるようにして
近々、
「はじめてのおつかい」
お願いしてみようかな。

私の方が
緊張しております😅