事の始まり

「今年1番の猛暑、36度を超すでしょう。みなさん熱中症には気を付けましょう。こまめな水分補給をこころがけましょう」

毎日、今年1番を更新してる。今年の夏は異常。近頃はこんなニュースを毎日聞く
僕の周りの人は同じ話をほぼ毎日繰り返している。

何が、楽しいのかわからないがいつも同じことを話す

「今日は宿題終わった?」
「おわったよ」
「そう。」
いつもと、同じ会話。

僕が、この塾にきはじめてそろそろ3か月になる。母の勧めと学校の友人がこぞって塾に通い始めたから。僕の良いところ誰とも喧嘩をしない。

僕のダメなところ、自分で何も決められない。自分でもそこは、嫌いなところ、流されやすくて
困る。

でも、この塾に通い始めて良かったこともあるんだ。
同じ数学の授業を受けてる、鈴木かな。

まだ、会話らしい会話はしたことがないけど、とてもきれいなサラサラな長い髪
たぶん、胸下まであるかな。時々考え事をしてる時の癖が髪を何度かかきあげる、その度に
サラサラと音が聞こえそうだ。

細くて,背はそんなに高くはないかな。いわゆる、華奢な女の子
顔立ちは、今ままでの自分のタイプではない純粋な日本人顔。切れ長で少し長めなまつげ
黒目がちな瞳。困るとすぐ潤む瞳。

こんな事ばかり、僕。
ストーカーみたいだな。

「ねえ、佐々木くんプリント・・・」

「え???」

「プリント回してくれない?」

「あ、ごめん」

すっと、手からプリントが落ちた。

「ごめん」

「・・・」

どちらも、同時にしゃがみ込んだ。
ゴン

当たり前だ、二人ともお互いの頭をぶつけた。

「いったい~」

(痛いっ)

クラスの中から、小さい笑いが起きている・・・。

顔が赤くなる気がする。

自作



真っ暗な深い、深い、空間に置き去りにされたような気分。
そこは、とても広く寒い、寒い、寒い。
どこに、目を向けても、何の明かりもない。

生きてるのか?

ふ~息を吐いてみた、自分の手に息があたる。ほっとした、そして限りない怖さ。

どこなんだ?ここ

立ち上がり、歩きだし、また、怖くなり少しずつ歩幅がはやくなった。
気が付けば、死に物狂いで走っていた。頬に、汗がつたう。
はあ、はあ、自分の走る吐息。ペタペタ自分の走る足音。

ペタペタ?

あれ?

何の音?ペタペタ、ペタペタ、ペタペタ

裸足の足音が聞こえた。

すべての皮膚という、皮膚に鳥肌がたった、胃のあたりがぎゅっと締め付けられた
何もかも、わからないまま全速力で走った。



このMV、ジェジン君が主演の映画みたいだな~音譜

内容はちょっと怖いけど・・・ヌナ・・・なんか、やられる~ドキドキ