2019年10月 栄養成分表示の義務化に伴うラベルへの追加表示について | 愛工房のブログ

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栄養成分表示の義務化に伴うラベルへの追加表示について

 

拝啓 時下ますますご清祥の段、お慶び申し上げます。平素は格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。

 

 平成27(2015)年4月1日に施行されました「食品表示法」が、来る令和2(2020)年3月31日に経過措置期間(食品表示法施行前の旧制度のままで表示できるための猶予期間)が終了します。これに伴い、ラベルの表示も、同法に対応しなければなりません。

  食品表示法では、従来の一括表示に加えまして「栄養成分の表示」が義務付けられております。しかしながら当社ではこれまで、栄養成分の表示の行っておりませんでした。

 上記経過措置期間の終了が迫るなか同法へ対応をすべく、当社では今期(令和元年10月)製造分より「栄養成分値」を追加表示することになりました。

 具体的な表示方法、変更箇所は、以下の通りとなります。

 

◎当社にラベル作成をご依頼している場合

 従来から作成しておりますラベルの一括表示・製造者・販売者を表示している部分のレイアウトを一部変更し、栄養成分値を追加表示いたします。

 表示する栄養成分値は、文部科学省が公表しております「日本食品標準成分表 2015年版(七訂)」(以下、「七訂成分表」)に準拠いたします。

 「七訂成分表」にない品種につきましては、弊社が外部機関に依頼して分析した値、もしくは親が近い品種の栄養成分値を表示することがあります。

 お客様が独自に分析した栄養成分値をお持ちでしたら、その値を優先して表示いたします。

 

◎お客様でラベルを作成されている場合

 新たに栄養成分表を追加して下さい。

  表示が義務付けられている栄養成分(100gあたり)は、

   ・エネルギー(kcal)・たんぱく質(g)・脂質(g)・炭水化物(g)・食塩相当量(g)の5成分です。

 上記以外の栄養成分(灰分、ビタミンなど)につきましては、任意で表示できます。

  「七訂成分表」の数値をそのまま使ってかまいませんが、「推定値」の表示をお願いいたします。

 お客様が独自に分析された栄養成分値を表示する場合は、「分析値」と表示して下さい。

 

皆さまにはご迷惑をお掛けいたしますが、ご理解、ご協力のほどよろしくお願いいたします。

敬具

 

 

「日本食品標準成分表 2015年版(七訂)」(七訂成分表)の栄養成分値は、以下のサイトで検索できます。

 

「食品成分データベース」(文部科学省)https://fooddb.mext.go.jp/

※愛媛果試第28号(紅まどんな)、ひめのつきなど、一部データのない品種がございます。