家族やケアマネ、訪問看護師、ソーシャルワーカーが集まり、患者さんの今後についてカンファレンスが行われます。
このカンファレンスを私が働く病院では退院調整カンファレンスと呼びます。
ある患者さんの退院調整カンファレンスに、当日勤務の都合で参加できなかった受け持ち看護師の代役で参加しました。
その患者さんは、自宅に帰ることを強く望んでいました。
状態的には、五分五分のところ。
必要な看護処置もあり、訪問看護の回数を増やしたり、家族が内服薬の管理や食事面のフォローをすることができれば、自宅退院でもなんとかいけるんじゃないかという感じだった。
だけど...
カンファレンスの中で家族から出てきた言葉は...
¨訪問看護を増やせば金がかかる¨
¨本人が薬は飲んだっていってるから飲んでるんだろう¨
¨家に帰ると、食べたくないと言う。好きなもを勝手に食べている¨
¨24時間見るのは無理¨
¨みんなそれぞれ生活がある¨
¨今すぐにでも施設に入れたい。でも、そんな金はない¨
悲しい言葉ばかり
そして、いつの間にか、患者さんの悪口大会に変わってる

わかりますよ。
確かに、言い方は悪いですが、てのかかる患者さんです。
私がもし家族だったらと考えたら...
ゾッとします



だけどね。
家族なんだから...
¨家ではみれない、金もだせない¨
いや、おそらく...
¨家で見る気もない。金も出したくない¨
なんだと思います。
独身でバリバリのキャリアウーマンの娘と年金暮らしの元気な旦那との三人暮らし。
隣には息子夫婦が住んでいて、子供たち(孫)はもう成人して自立している。
自宅にだって、施設にだって、
家族全員が少しずつ協力しあえば、
どちらでも選択できるのではないかと、考えてしまいます。
患者と家族にしかわからない深い事情があるのかもしれません。
どうしてもいっしょに暮らしたくない、家でみたくないという事情があるのならば、
せめて金銭面だけでも、家族みんなで協力していく必要があるのではないかと。
生活保護者でもなく、全員仕事をされている方々ですし。
自分を育ててくれた親じゃないですか。
このカンファレンス、なんと1時間以上かかり

体調が優れなかった患者本人は参加していなかったのですが...
終わったあとで、患者さんのもとへ行くと、
¨私正月はもう帰らない。帰ってもみんなに迷惑かけるから...¨と

何かを感じとったのでしょう

なんとも悲しい、後味の悪いカンファレンスでした。
そして、私はこの日もサビ残2時間越え

この日のサビ残は、虚しさ100倍でした

関係のない写真ですが
年賀状作りました。
正確には...お店で作ってもらいました

家のパソコンの調子が悪いのを理由に、サボりました


職場の忘年会がありました。
スペイン料理のお店でした

そこで、師長さんから表彰されちゃいました

¨ヒヤリハットレポート提出No.1¨です

これいただいちゃいました


師長さんが私をイメージして選んでくれたんだな~と思い、感動しちゃいました

ポケットマネーからアザースっ!!

もうひとつ、師長さんからの出し物

スタッフ全員に¨300万円のボーナス?チャンス¨が配られた




この勢いで、年末ジャンボもGETするぜぃ~
