初めての大きな病院に行ってきました。

パパがかかったことない、
大きな病院。


行ってすぐ、ここにすれば良かったかな?

ここだったら、パパ今も生きてたかな?



真っ先にそんなことが思い浮かぶ。





不思議と怖くはなかった。
受付するまでは。




紹介状を渡して、
診察券を作ってもらう。


そしたら、簡易な古いゲーム機のようなものを渡される。それが、鳴るらしい。


んー、ショッピングモールのごはん食べるところで、ラーメンとかパスタとか頼むと、出来上がったらピーピー鳴るのをくれるじゃないですか。

なんかそんな感じ。



画面には「消化器内科、●●医師、診察室前で待機してください。」など、出ます。


ピーピー言うて画面の文字を確認したら、
ボタン押して音を消す。




なるほど…
最新だなぁ、って思いながら。



ブロックの受付に行くと、
問診表を渡された。


それの2枚目には…



もしも、進行した重篤な状態であった場合、
告知してほしいですか?

・出来るだけ詳しく知りたい
・知りたい
・知りたくない


とかなんとか5つくらいの中から選んで◯をつける。


それから、家族が知らせたくないといった場合でも、病状を知りたいですか?


・詳しく知りたい
・知りたい
・家族にまかせる


詳しく覚えてないけど、
そんなことが書かれてある。


個人の尊厳を大切にしたいということで、
アンケートみたいにしてるんだと思うけど、



私は、あー、やっぱり重篤な状態かもしれない人が来る病院なんやって怖くなった。



詳しく知りたいに丸はつけたけど、
でも怖いです…と書き添えた。



そして、どなたにお話すれば良いですか?
という項目。



続柄と名前を書く欄があった。


そこには、名前を書けなかった。



私がもしものとき、
未成年の子供たちに告知するのは重い。
かといって、対応能力がない母にも無理。
弟に言うしかないんだろうけど、
全部弟の肩に乗っかるのは荷が重いよなー。




ってことで、
私がもしものときって、
自分で対応するしかないんだよね。


孤独チーン




で、肝心な診察は…



先生の唸る声。


そんな悪いんかなぁ、と不安になる。




単純CTだからこれでは分からないと。

小腸腫瘍疑いとは書いてるけど、
このCTだと、ここが小腸かどうかもわからないと。


この程度で送ってきたのか…というような、
先生の困った顔。


思わず、
「主人が肺癌で今年亡くなったので…」と言った。

そしたら、これより精査するとなると、
エコーと造影CTをとりましょう。と。



予約センターで検査の予約をするように言われた。




カメラについて聞くと、



小腸カメラは入院してやるくらい大変なんですよ。だから、エコーと造影CTである程度確定してから、カプセルカメラか小腸カメラをするそうです。





検査予約して、診察予約もしてくれて終了。



ここまで行ってから1時間15分くらいかな?






会計も、そのゲーム機みたいのが、
会計できました、と料金も書かれていて、
会計機に診察券入れて払って終わりでした。


機械がお世話してくれて、
待ち時間も短かったと思います。





パパもここだったら、良かったのかなぁと、
やっぱり帰りに思いました。






ところで、病院に行く前日、
この前クリニックで受けた血液検査の結果を聞いたのだけれど、
中性脂肪は見事に正常値に、
ほかの細かいのは少し低いのはあったけど、大丈夫でした。



とにかく、ひとつでもストレスを減らすこと。


ひとつひとつ、やるべきことを片付けること。



ってことで、

ツイッターも始めてみました。


ぶーやんていうアカウントです。







時々闇に陥る自分の気持ちを
言葉にして吐き出して、
前向きに生きるために。




それでも、まだまだ悲しくて、
パパに会いたくて、
パパがいなくなった理由がわからなくて、
たまらなくなります。




時間ができるとダメ。



だから、ヨガに行ってみよう。



歌を習いに行ってみようか。



とか考えます。






あー、でも、孤独で辛い、



パパの夢を最近よく見る…
そのときは、少し満たされた気持ちになる。



目を冷ますといなくて、
それにまた毎度ショック。



パパが癌になって、
副作用で辛そうなとき、
癌が進行して眠ることが多くなったとき、


パパが演技してるだけかも…とか、
本気で思ってたかもしれない。


パパに限って、大丈夫、
パパは絶対死ぬことはない、
どんなに悪くても死ぬことはなくて、
神様は私に優しくしてあげなさいと教えてくれてるだけやと、、、なんか思い込んでいました。


その時の気持ちとかも、
時々思い出してしまい、
また頭の中がぐちゃぐちゃになります。



パパ、
ごめんね。


後悔がたくさんある。



パパに甘えてばかりやったね。




身体がもう焼かれてない、って思うと、
たまらなくなる。



私も、そんな時がいつかくる。


パパが死ぬことは怖くないけど、
最後どうなっていくんだろう、
って言ってたのを思い出す。


前向きに行きたいな、とか、
幸せを少しでも感じたいとか、
思いながら生活しようとするけど、


私の頭の中は、
まだこんなことばかりが浮かんでいます。



パパが心配して、
最近夢によく出てくるのかな…


死にたくなかっただろうな、
家族と生きていたかっただろうな、


元気で生きとかな意味がないからなぁ、、


って言ってたのを思い出す。





癌になられている方、
家族が癌になられている方、

生と死をいつも気にしながらの生活は、
ほんとにしんどいと思います。

でも、生きているって、大きな大きな意味があります。


幸せを少しでも感じてください。


お金とか時間とか考えずにはいられないけど、
生きていてこそです。


そして、腸の免疫力をいっぱい上げて、
いっぱい笑って、
癌が降参しますように。




この記事書いてるとウトウトして
またパパの夢を見た。


一緒に赤ちゃんを育ててる。


今何年?て聞いたら、


2017年の8月だよって。

癌が分かる1ヶ月前だな。




そのときにタイムスリップしたい。