2日にパパの親戚が8人我が家に来て、
みんなでごはんを食べた日。
やはりあの朝から調子悪かったんだけど、
人がたくさん来て、疲れたのもあったのかな…

呼吸が苦しくなって。


翌日まで様子見てたけど、
往診の先生に電話。


結果、ステロイド4mlと補液を入れてもらいました。


点滴が入らないほど血管が狭窄していて、(利尿剤を使ってるせいもあると思う)
先生が赤ちゃん用の針で入れてくれました。

点滴が漏れちゃう前に
250mlをだーっと落としていたら、
採尿したりゴソゴソしてたのもあったのか、
いきなり

苦しいガーンガーンガーンガーンガーン

っと。

サチュレーション77になってて、驚いて
酸素のカニューレやルートを確認し、
点滴のスピードを緩めて、 
普通のマスクをして様子みました。


すぐに改善したので、酸素のカニューレを挟んでたんかなぁと思ったのですが、
とにかく焦りました。




そして昨日、がんセンターに連絡をして、
胸水穿刺をお願いしました。

主治医先生より、
「胸水を抜くことはできますが、
    抜いたら帰っていただく、 
    もしくは抜けなかったら治療なしで帰っていただくでいいですか?」


「抜けないというのは、どういうことですか?
    (セカンドオピニオンの)クリニックでも胸水を抜いてもらって呼吸苦が改善するかどうか確認してください、と言われました。」



「抜けるほどお水が溜まっていないときです。そしたら私検査があるのでお待ちいただくかもしれませんが15時に来てください。」



ん〜なんかその言い方がプンプンプンプンプンプンプンプン



帰ってもらうって、
入院を希望しているわけではないのに。


訪問の看護師さんが丁度来てて、
胸水穿刺以外にも色々調整してくれようとして
がんセンターの地域連携室の看護師さんと話してくださいました。

先生からの電話を切った後、
それで、私が先生と話したことを訪問看護師さんに伝えて、

「もう先生に会うのが嫌だー、
    説明が分からないし、
    すごく誠実さがない。
    治療選択も後悔しているし。
    先生の考えてること分からないー。」


って看護師さんに色々話しながら、
泣いてしまいました。



私も前日娘に泣かれて
(そのことはまた後で…)
睡眠不足で疲れていたので、朝から泣いてました。

パパも、「ぶーやん、」て私の名前を呼ぶと、
「オキノームちょうだい」
もうそれしか言わなくなってきて、
それがまた辛い。

時々私の手を握る、最後の挨拶かのように…


往診の先生とオキノームでは血中濃度が不安定で苦しくなるやろうから、オキシコンチンを飲んでみようかと薬の調整をしたら、朦朧としちゃって。
声かけても反応があやふやで。




何もかもが辛くなってきて。



それに追い打ちをかけるように、
母が腎臓悪く入院。遠くて行けないし。



色々積み重なったことから私自身は主治医先生との間に信頼関係が築けなくていたのです。

人間て、接したら分かるじゃないですか。

感じるものってあるでしょう?

話してて、本当にこちらのことを思ってくれているかどうか…言葉だけではなくて。



だから、先生を変えて欲しいと
看護師さんに話したんです。


どんな結果になったにせよ、
あの先生の説明じゃ納得がいかない。


看護師さん、再度向こうの地域連携室の看護師さんにそれを話してくれました。


希望する処置をしてもらうこと、
(これはちゃんとCTで確認してクリニックの先生が勧めてくれたことだし)
説明をきちんとしてもらうこと、
他の先生に主治医を変えてもらいたいと思っていること。


地域連携室の看護師さんが、間に入っていただけることになりました。


重い腰を上げて、行く準備を。


前回も主治医先生に診てもらうとき、
私お腹ピーピーチーンなって、診察の直前にトイレにかけこむくらい精神的にしんどくなってたので行くの嫌やなー。と思いながら。



でも、胸水を抜いてもらいたい。
それだけ。パパのために。



お正月の余韻で車が混んでて遅れたけど、到着。





レントゲンだけ撮って、
先生に診てもらいました。




先生も地域連携室の看護師さんも、
腫れ物に触る感じではありましたけど、
いつもより丁寧で、
先生もきちんと対応してくれました。

先生のいつもの、


ん〜ショボーンショボーンショボーンショボーンショボーン
って顔だけでなく、


私が次々言うことも、きちんと聞いて、
説明してくれました。


私も分からないなりに勉強してます。
今の主人の状況がどうなのか、それくらいは理解しているつもりです。


ただ、何もせず、死を待つことはできない。

それは、私自身のためでもあるかもしれないけれど、後悔したくない。
父のときに、山ほど後悔があったから。



胸水穿刺は、多く溜まっている左側のみを抜いてくれました。


800ml抜けました。



バックで見ると結構な量で、
色もキレイじゃなかったな。



こんなにたくさん、
きっと重かっただろうな。1キロ近いものね。

ということは、体重もまたそれだけ減ったのか…



それほど、痛みもなく処置はできたのですが、
後ほど痛みが出ます。特に咳したとき。





それから、
来週1月7日に(胸水抜いたのが4日)
テセントリクに来る予定でしたが、
そこも確認。


先生は、「そろそろ抗がん剤はやめてもいいかと…」とのことでした。



この言葉はまだ私の耳に残ります。





やはり、受け止めきれない、
辛い言葉です。



治療をやめるということは、
死を静かに待つ、ってことですから。






テセントリクはそんなに副作用もなく(副作用がある方が効いてることが多いそうで、だから効いてないんだろうけど)続けられたのですが、

私には年末にアポイントを取った先生からのお返事を頂いてたので、
もうそこに希望をかけよう、、と思いました。



その治療は、多分分子標的薬なので、
主治医先生は、


「できるかどうかは分からないですが、治療するとしたら分子標的薬は免疫系のお薬の後に使うと間質性肺炎になりやすいので、免疫系はやめておいた方がいいと思います。」


ということでした。  
私は、それもよく理解していたので、
テセントリクを中止しておくのも賭けにはなりますが、ひとつだと思いました。






それで…


胸水を抜いてみて、

呼吸数は落ち着いていました。
変動ありますが、サチュレーションも上がって97.98あります(酸素3リットル)
ただ、胸水があることで安定していた胸腔が不安定になり痛むようです。咳すると特に。


肺が無気肺になり、抜いてもキレイに肺が広がってくれないのだろうと思います。
胸膜癒着術の相談をしたときに、先生がそう言われていましたから。同じことだと思います。
だから、胸膜癒着術は炎症を起こさせるので今の状態より悪化する場合もあるし、肺が上手く広がらず癒着しないこともあると。

私もネットの論文で古いものでしたが、ps3.4の人は慎重に、1回で癒着しない場合は上手くいかないと。



左肺は、まだ右に比べて機能している面積は大きいはずなのにこれなので、右を抜いたらもっと痛くなるのかもしれません。



だいぶ痛がってます。
眠りにくいみたい。



ただ、トイレは尿器で取らなくても行こうとするので、呼吸は楽になってるのかと思います。




尿器で取ったら1回に多いとき400mlとかとれるので、量の多さに驚きます。
私の膀胱すごく容量小さそうだから…。
飲んだらすぐトイレ行きたくなるし。





次が最後の砦になろうかと思います。


その話は、また次へ。



あと、娘の話もですね。




癌って、様々な影響があって、
でも支える人がたくさんいる方がいいですね。