余命1ヶ月を告げられてちょうど1ヶ月が経ちました。10月19日です。

前回のテセントリク治療から3週間。


明日が、治療日となります。



前回、主治医(女性)先生より目を赤くして、
無治療にして緩和ケアへと方向転換することを勧められました。

でも、本人の強い希望でテセントリクの2回目の治療を施行してもらいました。

その治療後、何かあったらすぐ連絡してくださいと言われて3週間。



往診の先生が2回ほど来てくださいましたが、
今のところ持ち合わせている薬と在宅酸素療法(HOT)で落ち着いていると思います。


じわじわ、肺は悪くなっているのではないかと思いますが、10月に入ってからの2週間に比べたら緩やかです。




今までの治療経過を
最近読み始めてくださった方と、
自分の整理に記します。


【N医療センター】
2017年9月肺腺がんステージ4診断確定。
遺伝子変異なし、PDL-1が60%。

1.キートルーダ単剤(免疫チェックポイント)
2.シスプラチン+アリムタ(殺細胞性抗がん剤)
   アリムタでの維持療法2回
3.ジェムザール+カルボプラチン(殺細胞性抗がん剤)

LCスクラムジャパンの遺伝子検査を受ける
EGFRエクソン20挿入変異とわかる
【がんセンターへ転院】
4.ジオトリフ(EGFR-TKI)
5.テセントリク(免疫チェックポイント阻害薬)


もしも、初めにEGFRエクソン20であることが分かっていたら、治療選択は変わっていただろうか。



私の心残りは、


ドセタキセル+サイラムザ+アバスチン

を選択しなかったこと。



シスプラチンを開始するときに、1つ目の病院では肺門部の癌が血管のところに近く、アバスチンで大量に出血する可能性があり、使えないとのことだった。


でも、2つ目の病院に転院したとき、
気管支鏡検査をしたとき、アバスチンは使えると言われたことだ。


やはり、セカンドオピニオンをもっと早い段階で受けていれば良かった。


セカンドオピニオンは、2の治療が始まったときに今の病院でしてもらったことがある。
でもアバスチンは使えないと思っていたので、聞くことをしなかった。



はやり、治療選択に後悔がないとは言えないし、
もっと別の選択が出来ていたら今頃まだ元気だったかもしれない。



はっきりいって、どれもほとんど効いてない。
シスプラチンが3ヶ月ほどは効いたのと、ジオトリフは1ヶ月であった。
画像で見て分かる腫瘍縮小があったが、一瞬しかもたなかった。




でも、殺細胞抗がん剤は、効かなければ苦しいだけだとも聞く。



それに、受けられる治験もない。と、主治医に言われたようだし、今のパフォーマンスレベルでは受けされてもらえないだろうな。





EGFRは、基本免疫チェックポイント阻害薬が効きにくいとあるし、PDL-1が60%あっても遺伝子変異の方が臨床的には大きな意味があるのだとも思う。



キイトルーダを使ったPDL-1が50%以上の後発率の人は、4年生存率はかなり上がっているようだが、主人はEGFR遺伝子変異があったから効かなかったのだろう。




ケアネットという医療者向けの情報から、
肺癌のことがたくさん書かれてある。


来年のことも聞いた。


それくらい肺癌は目まぐるしく治療選択が変化し、データを取りながらもまだ確立していない治療とも言えるのかもしれない。


あと2年遅かったら、
あと1年遅かったら、
あと半年遅かったら、



タラレバだらけ。







もう少し今日は勉強をして、
ダメかもしれないけれど、主治医先生と相談しよう。



たとえ、パパを送ることになっても、
壊れそうになっても、
受け入れていくしかないのだろうな。


あーもう逃げたい。
幸せだと感じていた13年間に戻りたい。



パパは…


若いときは、トライアスロンをしたり、マラソンにも出たりする運動男子でした。

陸上が得意だったようです。


結婚したとき33歳だったけど、
逆立ちして歩くような人で、
バク転?もしていたと思います。


パパの実家は体温計がないくらい、
風邪など引いたことないようなおうちで、
驚いたことを思い出します。


ご両親は健在で、義父は80歳ですが元気です。義母も75歳、パパと同じ時期に乳癌が分かり全摘出しており足は悪いですが元気です。



パパは、とてもフットワークの軽い人で、
夜も早く寝る人。


唯一、ビールが大好きで毎晩キンキンに冷えたビールを飲むのが大好き。
ごはんは、少食です。
かなりの…
特にビール飲むときはあまり食べない人です。




そんな人が、いきなり肺癌…




ブログを読ませていただくと、そんなとても元気な人が罹患することも多いのでしょうか。


癌は、元気な人も毎日発生してるけど、
免疫機能が正常に働いてるから、癌にならないと言います。

目に見えて分かるくらいになるには、何年もかかってるとも言います。





何が言いたいんだろう。



うん、私、その癌ができた原因を知りたいのと、
癌ができた当時にタイムスリップしたいのかな…


そしたら手術や放射線が使えたから。



もうすでに妄想の世界です。




どうあがいても今の状況は変わらないのに、
考えても無駄レベルのことを…ひたすら考えてる。




明日が怖いです。
予測できるから。



今日は、主治医に話したいことをまとめつつ、
買いたい車でもネットサーフィンして
心落ち着かせようと思います。


娘と用事があって出かけたときに、
早く帰らなきゃと思いながら、罪悪感もありながら食べた無印のランチ。


YouTuberなのかな。
止まってるおじさん。




私、生理が来たのいつだったかしら…
ストレスなのか来ない。






大きく息を吸って、


スー

吐いてー

うん、がんばろ。