私は経膣エコーして貰うために、あの椅子の上に寝ていた。もちろん足を広げたあの格好で。
どうやら、違うお医者さんにでも行ったのか、
見たことのない中年の女の先生がエコーを見てくれていた。
「あれ?赤ちゃん、心臓ちゃんと動いているよ!」
そして、先生が続けて言った。
「大丈夫でしたね。◯◯先生(私がお世話になってる産婦人科の先生の名前)のとこ、エコーの機械壊れてたんじゃない?」中年の女の先生が優しく、でも少しビックリしたような顔で微笑んでくれた。
私は、エコーの診察台の上で、
「本当ですか!!良かったーーー」
と泣きじゃくった。
そんなことってあるんだ!!!と喜んだ瞬間、目が覚めた。
夢だ〜〜〜…。
昨晩は夜9:00前にベッドに入った。
流産が分かってから全然眠れなかった。そのせいか、さすがに昨日はすぐに眠れた。グッスリ眠れたなぁと思った。
まだカーテンの外が暗かったので時間を確認しようと、起き上がって足元のサイドテーブル置いたiPhoneの画面を見た。
何故かちょうど
4:44
即座に
死、死、死…と頭の中に死の文字が駆け巡った。
目がしっかり覚めた。
そうだよ。
赤ちゃんダメになっちゃったんだよ。
まだ間違い無くお腹の中に居てくれているはずだけど、悲しいかなツワリも無い。
気持ち悪くて、怠くて嫌だなと思っていたツワリ。あの憎きツワリが無いのが、悲しいなんて。
心拍停止と言われたとき、確かCRLが11.1mmだった。
指先で、1cmってこれくらいだなー、と確認してみた。
ちっちゃい。本当ちっちゃい。
ふと
隣でスヤスヤ眠る一歳八ヶ月の娘を見た。
50cmで誕生して、今はもう85cmくらいある。
大きくなったなぁ…。しみじみ思った。
40歳の誕生日の少し前にこの子を産んだ。
ほんとに丈夫な子で、健診と予防接種以外お医者さんにかかったことがないし、まだ1度も薬を飲んだこともない。
上の子は30代前半で産んでいるけど、一歳前くらいから熱が出たり、中耳炎によくなったりでお医者さん通いをしてた。今はもう丈夫になったけど。
2、3歳の頃には酷いロタで入院したり、小学校入学前にも謎の高熱が続いて入院したり。
子供って、そんなものかなぁと思ってたけど…
二人目は
この一年八ヶ月、熱も出た事がなく…
よく食べよく寝て。本当親孝行だなー。
40歳間近で産んで、健康に産まれ来てくれた上に、物凄い丈夫だなんて。
神様からのプレゼントかしら…ふとそう思った。
お腹の赤ちゃんのお陰で、色んなことを感じられてるな…。