休みの日も、いつも通りに起きる。
最近、個人的な世界=自分だけの世界って少なくなったなと思う。
職場、家庭、どちらでも一人ではないわけで、何をするにも誰かと一緒。
スマホだって、一見、個人の世界だけど、ずっと触ってれば「何見てるの」ってなる。
そう言う意味では、本(読書)って唯一、個人的な世界に没入できるなって思う。
今はフィンランドの教育の本と、あとは「21Lessons」って言う歴史学(哲学)者が書いた本を読んでいる。
どっちも、色々な示唆が得られる。思索のヒントになる。
フィンランドの本の方は、実際に子育てを現地で経験した人が書いてるので、日本との違いがめちゃわかりやすい。
そもそも学校、教育、福祉、についての考え方が国家レベル、国民性レベルで違う。
その国のハード面や、住んでいる人の振る舞いには、その根底にある考え方が影響するんだな。
21Lessonsの方も、これからの社会がどうなっていくのかを考える上での問いがたくさん書いてあって、面白い。
最近思うのは、自分の幸せと、社会の幸せが切り離されてるって感じがするんだよね。
やっぱり、今は格差がある社会になっている。この状態で、みんなが東京オリンピックで盛り上がって幸せになれるかな、とか。
人を騙して稼いだり、批判したりする人は、社会の幸せを考えているか、誰を幸せにしているのか、とか。
自分は自分、社会は社会、すぎる気がするんだよなあ。
そんなことを本を読んで考えている。