完全に仕事の話なので、つまんないのでお断りしておきます。

やっぱり、今の時代は学校に全てを求めすぎてるよなあ。

医療、教育(学校、家庭)福祉、全てが連携してトータルでやっていきましょうって言ってるのに、医療や福祉ができないことは全て学校か家庭が努力することになっている。
学校には何がどこまでできるのか、それはもちろんケースバイケースなのだけど、困った時に学校がメインで解決していこうとするのはおかしな話なのです。

学校で全てをやるんではなくて、学校でもどこでも貫かれる大事なものがあって、それは学校場面でいうとこういう工夫ができるねって話になって(もちろん、それで子どもが変わるわけではない)、逆に学校は教育の立場から有効なこととか、子どもの理解に役立つことを医療や福祉にアドバイスはできるわけで。
医療は医学だから、治せばいいとか、福祉はサービスだから子どもを預かればいいとか、そういう話ではないでしょう?というか、それでいいのなら連携なんて必要ないんだから。
子どもにどんな方法で治療するかとか、どんな過ごし方で預かるかとか、そういった面でいくらでも教育サイドからの助言はできる。それだけで、ずいぶん変わっていくはずです。
例えば、偏食を改善したい子に、家やデイサービスでスナック菓子を与えていたら、いくら学校で指導しても改善はしないでしょう(というか、子どもも先生も苦しむ大変非効率的なやり方)
生活リズムの問題がある子どもに、学校でいくら努力して教えても、そもそもの生活習慣や投薬の調整から入らないと、これも子どもと先生が苦しいだけの不毛なやり方なわけです。

社会の様々な側面からトータルに支援していく体制を構築すること。これが今の求められてること。
この仕組みを整えるのは、行政の役割なんじゃないかな?
行政はこの辺に関するヒアリングはやっているのかな?この、誰か熱心な人が頑張らなきゃいけない状況に、いつまで甘えるつもりなのかな?子どもは毎年、目の前にいるっていうのに。
まずは、法整備や手続きの整備から。現場をしらなければ、それすら着手されないんだろうな。