石田衣良さんの「4TEEN」を久しぶりに読み返した。

二回目。

思えば、初めて読んだ石田さんの作品はこれでした。

弟君の影響で、読んでふーんみたいな感じだったけれど、
二回目は、自分の意思で、読んだので、
なんか、うん。心に響いた。

一度目よりも二度目の方が印象に残る場面が沢山あって。

中学生の子たちを取り巻く世界が、
大人の私にもわかる。

一生懸命に生きてるのは、同じ。
でも、子ども達の方がよっぽど純粋で、
生きることに対しての一生懸命さが伝わってきた。
それは、友達の中に、病気の子がいたからかもしれない。

何があっても、崩れることのない「絆」みたいなものを感じて、
今が永遠に続くことはないけれど、
だからこそ、今を大切にしているような
そんな気がした。

さすが。石田さん。