先週末は、建国記念日からの4連休。
それを利用して、チェコ プラハへ出掛けてきました。
かつて神聖ローマ帝国の首都でもあったこの街は、
いまも数多くの歴史的建造物を残し、その威厳を示しています。
まずはプラハの中心地、旧市街広場へ。
広場に建つのは、チェコの英雄 ヤン・フスの像。
15世紀、ローマ・カトリック教会の堕落を批判したため
火刑に処されてしまった、チェコにおける宗教改革の先駆者。
後ろにそびえる2本の塔のゴシック建築は、
15世紀当時にフス派の本拠地とされていたティーン教会です。
広場を挟んでティーン教会の向かいに建つのが、旧市庁舎。
15世紀に作られたという天文時計が有名で
9時~21時の毎正時、時計上の小窓に姿を見せる仕掛け人形も見どころ。
ちょうど正午間近だったので足を運んでみると、時計の前には既に人だかりができていました。
私たちは12時5分前に到着。
人混みの中、これでもかなりいい位置につけたと思っていたものの、
仕掛け人形は少し奥まっていて、正面付近からでないと見づらいものでした。
ギリギリ見ることができたものの、カメラには収められず。
小窓からのぞく12使徒の人形には、中世らしい素朴さを感じました。
余談ですが、様々な建物が連なるこの通り、
この時計台から正面のL字型の部分まで、全部が旧市庁舎なんだそうです。
数世紀に渡り、隣家を買い取ったり、増改築したそうで
いろいろな様式の建物が並んでいて興味深い。
特にスグラフィット装飾、正面黒壁の建物が素敵。
夏のバカンスシーズンということもあり、街中は多くの観光客で賑わっていました。
橋を渡り、左岸へ向かいます。