好奇心旺盛なアラカンライフをエンジョイ中の英語講師Aikoです。

 

我が家の庭に咲いている小さな花たちを一つずつ登場させています。

今日は、庭の隅でたくましく咲いているクンシランです。

 



 

 

4月から英学ラボに入塾され、英語力ゼロの状態から学び直しをされている、お二人のご婦人の目覚ましい成長ぶりについて、昨日のブログで書きました。

 

 

彼女たちの英語が1か月で上達した理由は何でしょうか?

 

40年近く中高で英語を教えてきた経験から、とても再現性の高い方法だと確信しているので今日のブログでまとめてみます。

 

この1か月、4回のレッスン(各60分)で私が心がけたことは次の2つです。

 

①英語脳を早く身につけてもらう

②たくさんアウトプットをしてもらう

 

それぞれ詳しく説明しますね。

   

    にっこりにっこりにっこりにっこりにっこりにっこり

 

①英語脳を身に着ける

そもそも「英語脳」って何?

 

「日本語に変換せず、英語のまま理解すること」と一般的に定義づけられています。

 

確かに彼女たちは最初の英語の自己紹介では、日本語で考え、それを英単語に置き換えていたので、英語の正しい語順になっていませんでした。

 

つまり日本語の思考パターンで考え、英語の思考パターンを無視して、英単語だけを並べたので、ブロークンイングリッシュになってしまいました。

 

ビギナーあるあるですね爆  笑

 

英語では語順がとっても大事なんです!

 

英語の語順を無視して、単語をどれだけ並べてもブロークンになってしまうのです!

 

日本語の語順は自由で、助詞でいくらでも対応できます!

 

「このお花、きれいね!」でも「きれいね、このお花!」でもOK!

 

でも英語では、"Beautiful is this flower."も"Beautiful this flower is."もNG!

 

では、英語の正しい語順を身に着けるためにはどうしたらいいのでしょうか?

 

そのコツはただ一つ!

 

英語の5文型を身に着けて、そのパターンに合わせて英文を組み立てるのです!

 

英文は、たった5つのパターンしかない!

すごいことですよね!

この英語の肝をまずマスターしましょう!

 

いきなり、5つはなの大変なので、初心者は3つでOK

 

第1文型のSV、第2文型のSVC、第3文型のSVOの3つを理解し、使えるようになったら自由に英文を作れます。

 

繰り返いし、英文を作って書いたり、聞いたり、パターンプラクティスするうちに、日本語を介さずに英語を理解できるようになります。

 

これが英語の自動化と言われるものです。

 

ネイティブスピーカーや帰国子女などは自然とこの5つのパターンが身に付きますが、外国語として学習する場合は、5文型を最初に叩き込んでおくことが、絶対有利です。

 

このように、英語の思考パターンである5文型をマスターし、反復練習することで自動化できるようになれば英語脳が作られます。

 

②アウトプットをする

 

文型がわかり、それに当てはめて英文を作れるようになったら、英文日記と言う形で毎日英文を書いてもらっています。

 

インプットとしては簡単な英会話のフレーズを聞いたり覚えたりしてもらっています。

しかし、まだ単語量が不足しているので、負担にならない程度の量に抑えています。

 

それより、自分のことを表現するために単語を調べ、文型に合わせて英文を作っていく方が英語の思考パターンを効率的に身に着けることができます。

 

日記をつけ始めて2週間ほどたったら、驚くことにラインでも英語で書いてくれるようにびっくりマーク

 

こうやって「言いたいことを英語で表現できる術」を身に着けたら自信が付きます!

 

たくさん書いてスピードがついてきたら、スピーキングの力もついてきます!

 

英語の5つのパターンの順番で単語を並べて英文が自由に作れるようになったら、どんどんアウトプットの量が増えてきます。

 

必要に応じて単語も増えていきます。

 

    にっこりにっこりにっこりにっこりにっこりにっこり

 

以上のように2つのことを心がけて4回のレッスンを終了し、手ごたえを感じています。

 

この調子で頑張ってもらって、英語でコミュニケーションする楽しさを感じてもらいたいと思います!

 

英語の学習に行き詰っていおられる方、英語学習法に関心を持っておられる方の参考になればと思い、まとめてみました。

 

英語とのお付き合いは、早いものでもう50年以上にもなります爆  笑

 

まだまだ道半ばですが、ゴールを目指すことより、道中を楽しむことが大切だと悟りました。

 

今は、英語が一番の趣味になってきました!ラブ

 

 

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。