合気の体を作るための特殊な呼吸法
先日、いつものヨガのポーズではなく、特別な体の状態を変えるための呼吸法を伝えました。
これは、元々は太極拳や形意拳を学んでいた頃に習った気功に、独自に経絡学を組み合わせたもので、体の無意識の緊張を取り除く技術です。
これができたら合気ができるというものではなく、これができると合気の技が習得しやすいというベーシックを作るテクニックで、かつ、いつものレッスンのヨガのポーズの訓練の上位に位置する内容です。
実際、初めての経験でも体の筋肉の状態が変わるのを実感してもらえました。
で、伺った感想が「鬼滅の刃の呼吸みたいですね」というもの。
アニメでざっとみた程度なのでもしかしたら理解が間違っているかもしれませんが、体の怪我を回復したり、身体能力を向上させたりする呼吸が、鬼滅の刃で出てくるものですね。
流石に大怪我の止血とか、ありえない力やスピードは出ませんが、体の動きを制限する緊張や体の歪みをとることはできます。
体の制限をしている緊張は、一例として背中のボリュームとなっている筋肉の張りで、それが消えてなくなるから、女性なら鬼滅の刃の呼吸法というより、エステのような呼吸法というでしょうね。
正直、合気を遣いやすい体というだけで、それが全てではないのですが、緊張とリラックスの度合いの差、つまり、最大限のリラックスと最大限の緊張を意思に従わせる体がこの呼吸を習慣化することで完成に近づきます。
この呼吸は、合気感覚に入会後、ある程度技ができるようになり、それ以上の技術の洗練を目指す人におすすめです。
大東流合気柔術の合気技法に特化した合気感覚
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