これだけ医学が進歩しても病気で亡くなる人はいます。自分だけは違うという思い込みがあるから人は生きられるのかもしれませんね、自分自身を含めて。

このブログを読んて、寿灸法を実践されて健康を回復される方が1人でも現れて下されば、嬉しいことこの上ありません。私も地仙を目指して楽しみますので、一緒に試してみませんか?ご連絡を頂ければ、やり方など懇切丁寧に私が分かる範囲で知っていることをお知らせさせて頂きます。まだまだ寿命があるのに、無惨に彼方に行くこともないかと思われますね。

そこで仙道誌に書かれていたお灸を今、試しております。仙道誌には3年続ければ、健体硬肢が甦ると書かれています。3年続けましたが、健体硬肢になれたかは微妙ですが、やってみる価値はあると思います❗

「毎月一日に片足の三里に二十六壮ずつ、両脚合わせて五十二壮を未明から午前八時の朝食前までに灸する。艾の大小は各人その好みに従えばいい。火を下ろすに当たっては両脚を前に伸ばして等しくする、決して片足ずつ灸してはいけない。二日から八日までは片足に七壮ずつ左右合わせて十四壮、これも朝のうちに行うこと。

以上の八日の間、艾の数を増減すると効はない。合計すると百五十壮である。脚を伸ばすについては足を畳や布団の上にぷぴったり着けないで、膝関節の下に木枕が入れられる程度に屈げるのを定則とする。従って立膝で行うのも良くない。」

お医者さんから見放されてしまった方でまだ治す気持ちがあるのであれば、やってみるのもいいと思います。でも本当は病気になる前に予防法として8日灸をやられることをお奨めします。西洋医学でいろいろ試して、お医者さんに見放されたからではお灸でもと藁をもすがる気持ちは分かりますが、そんな状態で良くならなかったことをやっぱりお灸では良くならないよね、ダメだったなんて云われたらお灸が可哀想過ぎます。やり始めてから健康になるまでに3年かかるので、それまでもつかどうかにかかっていると思います。

台座式の簡易なもの(せんねん灸とか)は簡単で便利ですが、実際にやってみると時間(1壮燃える迄に3分掛かります。単純計算しても78分掛かりますね。)と臭いに困ります。煙の少ないタイプもありますが割高だし、そもそもせんねん灸は一気に26壮も据えることは考えていません。実際やってみると大火傷状態で、絆創膏では足りなくてティッシュペーパーを重ねてテープを貼ってしのぎました。艾でも26壮も据えたら、火傷になると思います。一度火傷させて免疫力を高める考えなのかもしれませんね。

高級艾を購入してコルク板を二枚用意したら、簡単に艾を撚ることが出来ます。大小も自在に変更出来ます。臭いも気になりません。私は、太陽暦の1日ではなくて太陰暦の朔日から始めることにしました。何かお月様のパワーの方が地球には大きいような気がしました。

準備するもの、マッチ、線香、ワセリン、高級艾

、コルク板2枚、あれば木枕
晦日の日にコルク板で艾を拠って26×2=52壮準備しておく。元々は百円ショップでせんねん灸を入れる容器を購入していたが、今は拠った艾を入れて置きます。数が分からなくなってしまうのを防ぐ為です。2日から8日は7×2=14壮です。
ワセリンは艾が転げ落ちないようにするためです。プロの鍼灸師には何とかというクリームがあるらしいですが、ワセリンで代用可能とのことでした。特に一番最初には着けた方が無難。艾は据えるという感じで立てること。大きさは好みでいいそうです。艾を拠る時に軽く、空気を含ませるようにすると熱くならない。線香も火を着けるイメージではなくて、近くを通らせて着ける感じ。線香で艾を釣ってしまうことがあるので、それは注意すること。両足の三里に同時に灸することは難しいかもしれませんが、なるべくそう出来るように努力したいものですね。お灸が終わった後は、唾を着けてそのままにしますが、水疱などが出来ている時は絆創膏を貼ったりしますね。