心は形を求め、形は心をすすめる

この言葉は、私が初段を認可して頂いた時に
師から頂いた言葉だ。

言葉は、誰から受けるかで意味が変わる。
文字ではなく、同時に様々な情報を得るから

この言葉を頂いてあれから10年近く過ぎた
この言葉の解説は、そのとおりと思うが
さらに稽古を重ねる中で様々な思いがある。

受けを取る
下手な人
上手い人
若い人
子供
女性
お年寄り・・

技は同じではない、変化する。
最近の師匠の口グセ

武道などをやらない人や初心者からは
ボクシングが殴り合いにしか見えない
のと同じかなと感じる。

心に形は無いが所作を整える事で変化する。
上に行けば行くほど愚かな所作の人の縁は
袖が触れてもその場限りで終える程度にすべし

そうでないなら道が霞んでいく外れる。

心の禊を意識した稽古を続けて数年
形だけ出来たら良いと思う人には迎合
道の探求は、そういう事ではないからだ。

心が変われば形も変わる。
道を探求する者として終焉を目指したい。