パブロフの犬とは、訓練や経験によって後天的に獲得される反射行動のこと。合気道の稽古では、最初に受け、受け身を教授されます。稽古なので師範や先輩がかけた技は素直にかけられることを教えられます。これを繰り返しているといつのまにか「パブロフの犬」になっていることに気づかない。合気道はすごいと洗脳されてしまう。他の武道で「この指とまれ」の合気道と揶揄されることもある。師範の腕を無意識に追いかける行動が笑いのもとになっている。師範も受けもこの不自然な行動に気づいていないこともある。私の気持ちを察して受けをとれ、力いっぱい掴んではいけない。これは稽古だから。? 挙句の果てには「気を導く、触れずに倒す」等 試合形式の武道では考えられない独特の師弟関係が生じる。
植芝開祖の最初のころの指導は 固い稽古(思い切り握られた状態または打撃に対して技をかける)を会得してから、流れの稽古に移行していたそうです。里見道場も固い稽古から始めています。ユーチューブの合気道系の不思議な技の解明も稽古に取り入れています。