夏の稽古は修行に近い、本来道場は修行の場所です。修行とは行を修する場所、行とは①悟りをめざして心身浄化を習い修めること。仏道に努めること。② 托鉢 (たくはつ) ・巡礼して歩くこと。「全国を修行する」③ 学問や技芸を磨くため、努力して学ぶこと。「武道等を修行する」「武者修行」だそうです。しかし、現代社会においては艱難辛苦が良いとは思いません。一般社会人には適当をお勧めします。

クーラーと扇風機の道場で休憩を入れながら稽古をする道場(里見道場)があっても良いと思います。

なぜかここ(道場のある)の地名は「行力」です。江戸時代は修験者が修行した場所で、泉も湧いています。道を隔てた、となりの地名が道場(時宗の寺の敷地内)です。地元の人はすんなり受け入れてくれました。雨にも負けず、夏の暑さにも負けぬ、丈夫な体を作りましょう。