「味軌守真・みちをあじわいまことをまもる」とは「起承転結」つまり、受けと取りの起こりから征するまで、始まりから終わりまでを高野師範の剣の境地を簡潔に表現した四字と思います。技の起承転結を味い、軌(みち)は道では無く軌道です。軌は法則。理合のみちです。合気道の氣が軌道の軌になっていれば 触れずに倒す氣と言う人もいなくなると思います。合軌道 軌は軌道 ○ 円軌道は武術の極意、新陰流の最後の奥伝である免許皆伝書は○(円相)のみ書かれていたそうです。合気道の技の流れは つまり軌じゃよと私は思っています。


     

道場正面の円相の壺は道場開設時から置かれています。
書は高野佐三郎範士です。