相手の欠点や失敗を攻撃して逆鱗に触れて怒らせることは極力避けるべきですが、悪人に攻撃されて、逆らいすぎて もっとひどい目に合うこともありますから気を付けたいものです。私の護身術教室では攻撃されたらさりげなく手ほどき、体ほどき等で距離を置き逃げるように指導しています。反撃することはかえって逆鱗に触れますので気を付けてください。 

また、稽古相手に対する技のかけ方は丸く動く方向に収めることとし、逆らうように力で技をかけると抵抗されます。子供の頭をなでる時には後頭部からおでこに向かってなでることが普通ですが、おでこから後頭部に逆なですると逆鱗ほどではないですがいい子だと褒められている気持にはならないでしょう。全て丸く収めれば良いと思います。