心を落ち着けるとは 対象に対して冷静になること、表現を変えれば上がらない心、無我の境地、冷静沈着などということでしょうが、武道では相手と対峙した時に 浮足立っていてはすぐに負けてしまいます。心を落ち着けている「冷静沈着」である 相手にとっては手玉に取る格好の相手です。心を落ち着けていれば相手の全てが見えてくると言われ、心の修行が必要と、座禅を勧める人もいますが 座禅をして、沈思黙考を何年も続けていても肝心の稽古を怠っていたならば 頭でっかちになるだけで、その境地には達することはありません。どの運動もそうですが、誰よりも多くの稽古、練習が自信につながり上がらない心、無我の境地、冷静沈着の境地になると私は思います