①東向八幡宮はかつて箕輪城内にあり、伊勢守が剣術の極意を得たと言う

②井戸 武田勢に追い詰められた長野業盛と武士が近くの屋敷で自害

③碑

④本丸跡
上泉伊勢守信綱は箕輪城の旗本として活躍、箕輪城落城後京都で新陰流の普及に努めました。敵に従って転変して一重の手段を施すこと、恰(あたか)も風をみて 「敵の仕掛けは千差万別で定まりない。ゆえに我は敵に従って 転化し勝利する」その転化する勢いはあたかも 風を見て帆を使うがごとく滞りの無い勢いである。そうした勢いを心に秘め、心の働きに従って自由自在に 転化変転することが、勝負の大切なところだと言う意味です。体を止めて(陰)懸け(仕掛け)(陽)を待つ陰陽を表裏一体にしたのが陰流です。

 合気道は陰流と私は考えています。陰流体術においての体の使い方は、(積極的に体を止めているように見せる待つ陰)そして見えない体の内部を使う(動かす)体術と私は考えています。合気道の稽古には待ちの裏と、待ちの攻撃の表があり、表裏(陰陽)の素晴らしい稽古がありますので力まない稽古をすれば陰流になると思います。

※文章表現では理解できないと思いますが