説明はその人のレベルでの説明、解説は研究の結論を説き明かすことです。私が習った道場では師範の見本と説明の後はよく理解できないので先輩の説明を聞いてなんとなく曖昧な稽古で満足していたことを思い出します。今思うと「みんな?」でした。合気道の技を分かりやすく解説できる人はほとんどいないと感じます。週に数回の公共施設の指導者がどこまで解説できるのかは分かりませんが、いろいろな道場を経験して里見道場に来た人が道場生の多数を占めていますが、以前のことを忘れることに努力しているようです。解説するためには技の解明が必須です。合気道のような体術の探求は永遠です。来年もより正しい解説ができるように合気道の探求稽古は毎日続けようと思います。私の探求稽古(教え始めて)は今年で39年になります。来年で40年、健康体で続けられたらと願っています。

五人倒し