私の技の解説は時計の歯車で例えることが多い。大切な動きの要点を順番に一つ一つ歯車のように動きを進めていかないと(起承転結)正しい結果は生まれない。一つでも手を抜く(歯車を飛ばす)と受け手に違和感を与えるので、特に受けの経験が浅い人は直ぐに感じてしまう。受け慣れした人は忖度するのになれているので取りに合わせて誘導までしてくれるので優しい人として人気が高い。受けの指導を重視している他の道場から来た有段者は合わせ上手が多いので上手くなったと勘違いしてしまうこともある。


 

道場の囲炉裏の部屋とよく来る鷹