稽古は相手のレベルに合わせること、たとえ相手が自分より非力と感じても偉そうに抵抗して見せることは相手に不快感を与えてしまう。自分だけ楽しいのは相手に失礼です。相手の気持ちを察すれば倒れたくないならその理由を説明して倒れてあげる、理由が解らなければ師範を呼び指導を受けるのも勉強です。稽古相手の技量を考えて接することで相手も納得して楽しんで稽古に励むと思います。私の嫌いな先輩の特徴は偉そうな態度と技をかけさせない人でした。そんな人たちの中での稽古は長続きしません。稽古は楽しく、和気あいあいと親切に教えあう姿勢が大切です。体を固めて防御、抵抗することは誰でもできます。合気道は理合の追求と体の練りあいです。